アンゴラ ― 2005年11月11日

1975年11月11日、アンゴラはMPLA主導の下、独立を果たしました。11月11日はアンゴラ独立記念日。今日は独立30周年記念の日。
画像はアンゴラ独立10周年を記念して、ソ連で発行された切手。
アンゴラはサッカー・ワールドカップに初出場します。長かった植民地支配、米国・中国・旧南アの介入による困難な内戦時代を思うと、ワールドカップ初出場にまでこぎつけた、アンゴラの発展が嘘のように思えます。
1970年代のアンゴラは、米・中の支援するFNLAとソ連の支援するMPLAの内乱でした。FNLAとの闘争では、幅広い国民の支持を受けていたMPLAが勝利しましたが、今度は、アパルトヘイト時代の南アと米国の支援を受けたUNITAとの内乱になります。しかし、アパルトヘイトの敗北とともに、UNITAの勢力も激減、UNITA指導者の死亡をきっかけに、アンゴラ内戦に終止符が打たれました。(参考図書:アンゴラ解放戦争、芝生瑞和、岩波新書、1976年)
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