北方領土問題-択捉とウルップ以北は同じ扱い2006年10月29日

戦前の行政区画


 近所の図書館で、昭和9年の帝国書院中学地図教科書の復刻版を借りてきました。
 行政区画の図を見ると、歯舞は北海道になっているけれど、色丹・国後・択捉はウルップ以北の北千島以北と同じく北海道本島とは異なった行政区画であることを示す点線が引かれています。
 色丹・国後・択捉は北海道本島とは異なって、千島に属することは、国民一致した常識だったのです。
 歯舞一島返還論・二島返還論・全千島返還論、この3つの返還論には、それなりの説得力があると思います。これらの返還論と比較して、四島返還論の説得力は、ずいぶん貧弱に見えます。

コメント

_ cccpcamera ― 2006年10月31日 14時36分35秒

注)
 色丹島と思われる島の東側に小さな点が有りますが、単なる汚れだと思います。
 カムチャツカと千島の間には、国境を示す赤線が入っています。

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