2月7日2007年02月07日

(掲示板に書いた記事の転載です。一部改訂しています)

 2月7日は、『北方領土の日反対、アイヌ民族連帯の日』です。
 今年も、『北方領土の日反対!アイヌ民族連帯!関東集会』が、東京飯田橋で開かれます。この集会がアイヌの人たちの意見を代表しているわけでは有りません。

 ユジノサハリンスクの在ロシア日本総領事館前では、例年、北方領土の日反対集会が開かれます。今年も開かれるかなー。

 1855年2月7日、下田で日露通航条約が締結されました。ロシア側プチャーチンは、ロシアが先に択捉島を統治したことを根拠に、択捉島のロシア帰属を主張しました。しかし、当時、択捉島は日本が完全に統治していたため、現実の支配関係に従って、国境線は択捉・ウルップ間に決まりました。
 当時の交渉精神に従って、現実の支配関係に基づいて国境線を画定すれば良いのに。と、下田条約精神の解釈など、いかようにもできるのです。

 ところで、日本政府は、ユジノサハリンスクに在ロシア日本総領事館を置いています。日本政府の説明では樺太および北方領土を含まない千島が担当地域だそうです。南樺太・北千島がロシア領であることは、実質的には日本も認めていることになります。

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