四島一括「1000年たっても還らない」民主・鳩山氏 ― 2007年03月01日
今日のasahi.comの表題です。
朝日新聞によると、鳩山一郎元首相の孫である鳩山由紀夫・民主党幹事長は、鳩山一郎元首相の銅像除幕式後、以下のように語ったとのことです。
「我々孫たちが真剣に北方領土問題の解決に向け、もう一度踏ん張らないといけない。四島一括返還では1000年たっても還らない」。
四島一括返還では1000年たっても還らないことが、分かっていながら、北方領土返還運動には毎年、多額の税金が投入され、利権の温床になっています。北方領土返還運動は利権団体の食い物になっています。このような状態を、いつまで続けるのでしょう。1000年ですか?
朝日新聞によると、鳩山一郎元首相の孫である鳩山由紀夫・民主党幹事長は、鳩山一郎元首相の銅像除幕式後、以下のように語ったとのことです。
「我々孫たちが真剣に北方領土問題の解決に向け、もう一度踏ん張らないといけない。四島一括返還では1000年たっても還らない」。
四島一括返還では1000年たっても還らないことが、分かっていながら、北方領土返還運動には毎年、多額の税金が投入され、利権の温床になっています。北方領土返還運動は利権団体の食い物になっています。このような状態を、いつまで続けるのでしょう。1000年ですか?
カタクリ ― 2007年03月18日

今日は栃木県佐野市みかも山にカタクリを見に行きました。しかし、ちょっと寒すぎました。今年は暖冬のため開花が早いかと思ったのですが、このところの寒さでストップしてしまったようです。花は二分咲き程度でした。
気温もなかなか上がらず花が開きません。この写真は10時半ごろ撮ったもの。全く開いていません。(2時ごろになるとだいぶ開いてきました。)
竹島=独島論争 ― 2007年03月25日

最近出版された『竹島=独島論争 歴史資料から考える(内藤正中・朴炳渉 /著 新幹社)』を読みました。
日本政府は竹島は日本の固有の領土であると主張しています。この本は、竹島は日本の領土であるとの主張を歴史資料から批判しています。竹島が韓国の領土であると積極的に主張しているわけではありません。著者の島根大学名誉教授・内藤正中氏は歴史学者で、特に、島根県の歴史がご専門のようです。歴史学者であるため、歴史考証は厳密正確です。
竹島日本領論を唱えている第一人者は拓殖大学の下條正男氏ですが、こちらは著書によって主張が異なることがあったり、我田引水的解釈が目立ったりと、歴史の解説としてみると力量に格段の違いを感じます。
この本の、もう一人の著者である朴炳渉氏の説明には賛否両論があると思いますが、下條正男氏に比べれば、説明が論理的です。
現在、島根県は下條氏を座長として、竹島問題の研究をしているようですが、内藤正中氏を中心に据えれば、もっとまともな研究ができるのではないだろうかと思います。
北方領土問題では、北方領土返還運動は単なる利益団体として、返還運動自体を食い物にしている場合があります。島根県の竹島返還運動にも、そういうところがあるのかもしれません。歴史的根拠の厳密さなどどうでも良いから、国の補助金を地元に投入させるための手段として、竹島問題を騒いでいるのでしょうか。もし、そうだとしたら、内藤正中氏のように、正確な歴史研究を目指すのではなく、下條氏のように、竹島日本領ありきで、運動を推し進める必要があるのでしょう。
竹島返還運動を、一部の人たちの食い物にさせないためにも、竹島が日本の領土であるとの主張を歴史資料から見直す必要が有ります。
日本政府は竹島は日本の固有の領土であると主張しています。この本は、竹島は日本の領土であるとの主張を歴史資料から批判しています。竹島が韓国の領土であると積極的に主張しているわけではありません。著者の島根大学名誉教授・内藤正中氏は歴史学者で、特に、島根県の歴史がご専門のようです。歴史学者であるため、歴史考証は厳密正確です。
竹島日本領論を唱えている第一人者は拓殖大学の下條正男氏ですが、こちらは著書によって主張が異なることがあったり、我田引水的解釈が目立ったりと、歴史の解説としてみると力量に格段の違いを感じます。
この本の、もう一人の著者である朴炳渉氏の説明には賛否両論があると思いますが、下條正男氏に比べれば、説明が論理的です。
現在、島根県は下條氏を座長として、竹島問題の研究をしているようですが、内藤正中氏を中心に据えれば、もっとまともな研究ができるのではないだろうかと思います。
北方領土問題では、北方領土返還運動は単なる利益団体として、返還運動自体を食い物にしている場合があります。島根県の竹島返還運動にも、そういうところがあるのかもしれません。歴史的根拠の厳密さなどどうでも良いから、国の補助金を地元に投入させるための手段として、竹島問題を騒いでいるのでしょうか。もし、そうだとしたら、内藤正中氏のように、正確な歴史研究を目指すのではなく、下條氏のように、竹島日本領ありきで、運動を推し進める必要があるのでしょう。
竹島返還運動を、一部の人たちの食い物にさせないためにも、竹島が日本の領土であるとの主張を歴史資料から見直す必要が有ります。
竹島問題-もっとまじめに取り組んで欲しい ― 2007年03月26日
2月21日のBlogに、外務省の竹島問題のホームページは大幅に改良された、と書きました。
http://cccpcamera.asablo.jp/blog/2007/02/21/1200403
それは、良いのですが、竹島問題は国際問題なので、日本語で日本人向けに広報するだけでは不十分です。英語のページも早急に改善する必要があります。そう、思って、英語のページを見ると、修正されていません。
http://www.mofa.go.jp/region/asia-paci/takeshima/position.html
『In addition, at the latest by 1661 the Ohya and Murakawa families had been granted feudal tenure of Takeshima from the Shogunate. 』などと、いいかげんなことが書かれています。
外務省の職員は、英語が堪能なはずです。日本語を訳して英語にするなど、容易なはずですが、いまだに改良されていないのは、どうしたことでしょう。
ところで、日本国内向けには、竹島は日本固有の領土であると説明されます。英語では、以下のようになっています。
『 Based on historical facts and international law, it is apparent that Takeshima is an integral part of Japan's sovereign territory.』
この文章を見ると、『sovereign territory』が『固有の領土』に相当するのでしょう。『固有の領土』とは、一度も外国の領土になったことの無い領土、との意味だそうです。sovereignは、だいぶニュアンスが違うように感じます。
http://cccpcamera.asablo.jp/blog/2007/02/21/1200403
それは、良いのですが、竹島問題は国際問題なので、日本語で日本人向けに広報するだけでは不十分です。英語のページも早急に改善する必要があります。そう、思って、英語のページを見ると、修正されていません。
http://www.mofa.go.jp/region/asia-paci/takeshima/position.html
『In addition, at the latest by 1661 the Ohya and Murakawa families had been granted feudal tenure of Takeshima from the Shogunate. 』などと、いいかげんなことが書かれています。
外務省の職員は、英語が堪能なはずです。日本語を訳して英語にするなど、容易なはずですが、いまだに改良されていないのは、どうしたことでしょう。
ところで、日本国内向けには、竹島は日本固有の領土であると説明されます。英語では、以下のようになっています。
『 Based on historical facts and international law, it is apparent that Takeshima is an integral part of Japan's sovereign territory.』
この文章を見ると、『sovereign territory』が『固有の領土』に相当するのでしょう。『固有の領土』とは、一度も外国の領土になったことの無い領土、との意味だそうです。sovereignは、だいぶニュアンスが違うように感じます。