ソ連邦英雄 ― 2007年11月17日

新聞によると、ロシアのプーチン大統領は、昨年94歳で亡くなったKGB(GRU)のスパイに対して、ロシア連邦英雄として、金星徽章を与えたとのことです。
この、スパイの名は、ゲオルグ・コバァル(ジョルジュ・コワリ)で、米国が原爆を開発した「マンハッタン計画」の機密情報をソ連にもたらした功績によるものです。
写真は、ロシア連邦の金星徽章。ソ連時代はリボンの部分が赤色でしたが、ロシアになってから、ここがロシア国旗になりました。ソ連邦時代には、金星徽章をもらうと、同時にレーニン勲章(ソ連最高の勲章)をもらうことになっていましたが、ロシアになってからは、どうなったのでしょう。金星徽章は21.5グラムの金でできています。