尾瀬の植物-ウラジロヨウラク2008年08月01日

ウラジロヨウラク

ウラジロヨウラクはツツジ科の落葉低木。写真のものは尾瀬ヶ原に有って、樹高50cm程度でした。樹高1m程度のものもありました。

尾瀬の植物-ニッコウキスゲ2008年08月02日

ニッコウキスゲ

 7月11日、12日尾瀬ヶ原・尾瀬沼をハイキングしました。このときは、ニッコウキスゲの季節には少し早いようでした。

 7月中旬のハイキングで撮影した花の写真をアップしていました。1日に1~2枚のペースだったので、既に月が変わって8月になってしまいました。ニッコウキスゲも、今では既に盛りを過ぎているでしょう。尾瀬ハイキングからだいぶ日数もたってしまったので、この話題はひとまずこれで最後にします。

カメラの値段2008年08月04日

コンタックスIII
 
 戦前コンタックスIIIの値段は、ゾナー5cmF2付きで、500RMでした。当時、ドイツでは、フォード車が2640RM,Opel車が1450RM。また、平均的労働者が500RMの収入を得るためには、400時間の労働が必要だったとか。
 コンタックスIIIは、当時、一般用としては最高額カメラだったので、500RMは高いのか、それほどでもないのか。
 写真は、ゾナー5cmF2付きコンタックスIII。

最小絞り F642008年08月05日

 「鬱陵島(ウルルン島-ウルルンド)から竹島(独島-トクド)はどのように見えるか」との記事を書きました。
http://cccpcamera.asablo.jp/blog/2008/07/29/3657666

 これは、7月22日の中央日報(韓国の新聞)の日本語ページを参考にしています。この記事には、鬱稜島から撮影した竹島(韓国名:ドクト)の写真が載っています。記事の中には200mmのレンズで撮影に成功したとあります。この写真が200mmで撮影したのかよく分らないのですが、前景の写りからすると、200mmならばF32と思われます。しかし、400mmで撮影したものであるとの噂も有ります。もし、400mmならば、F64かあるいはそれ以上に絞っているようです。

 実際に、F64まで絞れるレンズはあるのだろうか、ちょっと疑問に思って調べてみました。
 中判・大判のレンズにはF64まで絞れるレンズはあるそうです。また、35mm判でも、昔はあったそうです。でも、現在、35mm用レンズで、F64まで絞れるものは存在しない。キヤノンのレンズはF32まで、オリンパスのレンズはF22までです。ニコンやソニーやペンタックスも同様で、F32あるいはF22までです。(ズームレンズの長焦点側で、Fが小さくなるものは存在します。)

 もし、400mmF64で撮影したとするならば、200mmレンズをF32に絞って、2×のテレコンを付けて撮っている筈です。テレコンとは、焦点距離を伸ばすために、レンズとボディーの間に挿入する補助レンズのことで、描写性能は低下します。
 画素数が非常に多いデジタルカメラを使った場合、あるいは粒状性に優れたフイルムを使った場合、200mmで撮影して中央部を2倍にトリミングした場合と、200mmレンズに2×のテレコンを付けて撮影し、トリミング無しの場合とを比較すると、写りはほとんど違わないでしょう。(シャッター速度は4倍違う。)

最小絞り2008年08月06日

 現在売られている35mm判カメラでは、多くのレンズの最小F値はF22かF32である(広角系を除く)。どのような理由で、F22あるいはF32と定められているのだろう。(なお、絞りの値は√2の累乗数なので、F22とF32の間の値が採用されることはない。)
 
 写真撮影のとき、一般に、絞りを絞ると描写は鮮明になる。レンズ中心付近を通った光線と、周辺を通った光線とでは、結像位置が異なりこれが収差になるが、絞りを絞ると、レンズ周辺を通る光線がなくなるので、像が鮮明になるためである。しかし、だからといって、どんなに絞っても良いかというとそういうわけでもない。光は波動であるため、小さな円を抜けると、回折現象が起こって、像がぼやける。
 レイリー限界・ドーズ限界は、レンズの口径と分解能の関係を表すものであり、次式で与えられる。

 ドーズ限界(秒)=115.8/D  
 レイリー限界(秒)=127.5/D  (555nmの波長の光)
    ここで、Dはレンズ口径をmmで表したもの。

 200mmF32のレイリー限界を求める。D=200÷32=6.25 であるので、
 レーリー限界=20.4秒=0.000099rad
 これはフイルム面上では0.000099×200=0.02mm=1/50mmとなる。
 すなわち、どんなに鮮鋭な描写をするレンズを作ったとしても、200mmF32では、フイルム面上で0.02mmよりも細かい描写をすることはできない。これが、理論上のレンズ解像度の理論限界である。

 他の焦点距離のレンズでも、F32のレイリー限界は、フイルム面上で0.02mmになる。また、F22のレイリー限界は、フイルム面上で0.014mmになる。

 フイルム面上で30本/mmのパターンを考えると、線の幅は0.017mmなので、F32のレイリー限界は30本/mmのパターンよりも少し甘く、F22のレイリー限界は30本/mmのパターンよりも少し厳しいことが分かる。このように、35mmサイズのレンズの最小F値は、フイルム面上で30本/mmのパターンを何とか撮影できる程度に定められていることが分かる。

デジタルカメラの画質2008年08月07日

 最近のデジタルカメラは画素数が向上して、フイルム以上の繊細な描写をするとの話しも有ります。
キヤノンの最上位機種であるEOS1DsMark3は、5161×3744の画素があります。35ミリフルサイズなので、横方向1mmあたり147画素。74本/mmの描写能力があることになり、レンズの性能を越えています。
 フイルムの描写性能を見ると、フジProviaが低コントラストで60本/mm、高コントラストで140本/mmとなっており、解像度の数値の上ではフイルムのほうが若干高いようです。デジタルのほうがコントラストが高いので、実際には、デジタルのほうが鮮鋭な描写に見えるかもしれません。
 解像度を見た場合、ハイグレードのデジタルカメラとフイルムとでは、あまり違いが無いようです。フイルムカメラを使う理由は、レトロ趣味以外、もう無いのかなー。

キツネノカミソリ2008年08月09日

キツネノカミソリ

新座市営霊園の北側斜面では、キツネノカミソリの花が見頃です。ノカンゾウとヒガンバナの中間のような花です。霊園の北側斜面だけあって、蚊がたくさんいます。

オニバス2008年08月10日

 
埼玉県行田市古代蓮の里では、オニバスの花が見ごろです。
ハスはたくさんありますが、オニバスは少しだけ。ハスは盛りを過ぎています。

ロシアの蓮2008年08月11日

ロシアの蓮
 
 行田市の古代蓮の里に、カスピカムという、ロシア原産の蓮がありました。山野草ではなくて栽培です。
 説明によると、『花弁数23~25枚、一重咲種。花径は24~26cmと大型。花色はやや濃い紅色。ロシアの蓮。』

カワラナデシコ2008年08月12日

カワラナデシコ

 川原に自生しているカワラナデシコを見ようと思って、大麻生運動公園の先にある、荒川の川原の自生地に行きました。『自生地』って、好きなんです。
 ここは、埼玉県熊谷市になるのかなー。秩父鉄道の「ひろせ野鳥の森駅」から、歩いてすぐです。車の場合は、堤防に登る道がも分かりにくい。
 カワラナデシコは、庭に作っている人も多いけれど、本来は雑草です。でも、生育環境の変化から、自生地は少なくなっています。写真を撮った場所は、毎年冬に火入れをして、自生地を守っているそうです。

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