北朝鮮、建国60周年記念日2008年09月09日

 今日は朝鮮民主主義人民共和国の建国60周年記念日。
 アメリカ軍政は、北側の反対を押し切って、1948年8月15日に朝鮮半島南部に大韓民国を樹立、これに対抗する形で、北側も建国を宣言し、この結果、朝鮮半島は国家分断が決定しました。
 図は、北朝鮮の建国ではなくて、解放15周年を記念する切手。

 アメリカ軍政が大韓民国を樹立を急いだのは、そのまま放置すると、南も共産化する恐れがあったので、軍政下で強引に、息のかかった政権を誕生させたためです。
 当時は、共産側のほうが優勢だったのですが、今からは考えられないことです。その後の、北の政治が良くなかったこと、米ソ対立の中で、米国が経済的に優位にたっていたこと、このような理由で、南北の力関係が逆転してしまった。息子の代になってから、なお一層、政治が悪くなったのだから、仕方ないですよね。

1959年9月14日2008年09月14日

1959年9月14日、ルナ2号は月面晴れの海に衝突、人類は始めて人工物を地球以外の天体に届けました。ルナ2号の観測の結果、月には地場がないことが確認されました。
写真は、当時発行された記念切手。ルナ2号の成果を直接記念するものではないようです。

フジバカマ2008年09月15日

 
土曜日の朝日新聞埼玉版で、幸手市権現堂堤の、フジバカマが自生地が詳細されていたので、早速、見に行きました。
フジバカマは秋の七草の一つなので、全国いたるところに自生していたはずですが、今では、準絶滅危惧種だそうです。もう少し、赤紫色の花だと思っていたのですが、ここのフジバカマは白に近い色でした。こんなフウに接近して撮ると、ちょっと気持ち悪いですね。

ホザキノミミカキグサ2008年09月23日

ホザキノミミカキグサ
 
9月23日、千葉県山武市・東金市にまたがる「成東・東金食虫植物群落」へ行きました。ここは、「モウセンゴケ」「ミミカキグサ」など、食虫植物6種以上自生している湿原です。どれも、小さく地味な植物で、どこにあるのか知らないと見つけることは困難です。幸い、植物があるところには、立て札が立ててあります。

写真は「ホザキノミミカキグサ」。タヌキモ科の食虫植物で、それほど湿っていない湿原に生育するそうですが、前日の雨の影響で、ずいぶんと水の多い場所にありました。花の大きさは3mm程度と小さく、撮影しにくい場所に咲いているので、見栄えのする写真を撮るのは困難です。

ホザキノミミカキグサは泥の中に1mmほどの小さな袋状の罠を持っていて、これで小型の動物プランクトンを捕まえ消化・吸収します。捕虫器官は見えないところにあるので、食虫植物の雰囲気は感じられません。開花期は6月から9月頃です。ほとんど花も終わりで、咲いているものは極僅かでした。

コモウセンゴケ2008年09月24日

 
千葉県山武市・東金市にまたがる「成東・東金食虫植物群落」は、「モウセンゴケ」「ミミカキグサ」など、食虫植物6種以上自生している湿原です。どれも、小さく地味な植物で、どこにあるのか知らないと見つけることは困難です。幸い、植物があるところには、立て札が立ててあります。

写真は「コモウセンゴケ」。ロゼット上に広がった葉っぱに粘液を出す繊毛が生えていて、補虫します。ロゼットの直径は3cm程度、葉の幅は数ミリ程度です。地面にへばりついているので、見つけにくく、地味です。

コモウセンゴケ 追記2008年09月24日


コモウセンゴケはコケ類ではなくて、被子植物です。ピンク色の花が咲きます。花の大きさは2~3mm程度。

ナガバノイシモチソウ2008年09月25日

 
千葉県山武市・東金市にまたがる「成東・東金食虫植物群落」は、「モウセンゴケ」「ミミカキグサ」など、食虫植物6種以上自生している湿原です。どれも、小さく地味な植物で、どこにあるのか知らないと見つけることは困難です。幸い、植物があるところには、立て札が立ててあります。

写真は「ナガバノイシモチソウ」。5cm程度の葉には、繊毛が密生し、粘液を分泌しています。この粘液で補虫します。

ナガバノイシモチソウ 追記2008年09月25日

 
ナガバノイシモチソウはコケ類ではなくて、被子植物です。白い花が咲きます。花の大きさは2~3mm程度。亜種に桃色の花をつけるものもあるとか。

タヌキマメ2008年09月26日

 
千葉県山武市・東金市にまたがる「成東・東金食虫植物群落」は、「モウセンゴケ」「ミミカキグサ」など、食虫植物6種以上自生している湿原ですが、食虫植物以外の珍しい植物も豊富です。

写真はタヌキマメ。午後に咲く花だそうですが、10時半ごろには、咲き出しました。

ワタラセツリフネソウ2008年09月28日

ワタラセツリフネソウ
 
 渡良瀬遊水地ではワタラセツリフネソウが見ごろです。ワタラセツリフネソウは、普通のツリフネソウとあまり違いはなくて、最近までは同じ種とされていました。
 写真は、渡良瀬貯水池北の小高くなった旧谷中村跡地付近で撮ったもの。小高い岡の斜面の反対側です。たくさん咲いているので、容易に見つけられます。

 写真は横から見ていますが、正面から見ると花の中が「①黄色で斑点のあるもの②黄色で斑点のないもの③白で斑点のあるもの④白で斑点のないもの」の4種類があり、同じ場所に混じって咲いています。ただし、1つの株は必ず同じタイプです。写真の花は、白で斑点のないものです。

 このほか、渡良瀬遊水地にはフジバカマも少し自生しています。

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