北方領土返還運動 暴力団 自治体2008年11月01日

暴力団系?

写真は、標津町の北方領土館の書籍展示。ここの館は、標津町が管理しています。
左側の本は、政府系の機関『北方領土問題対策協会』が出版したものですが、右側の本は『北方領土問題審議会/発行 竹内春雄/編集』です。
こんな新聞記事があります。
暴力団などとみられる団体が資金獲得のために政治団体などを標ぼうして上場企業などに関連図書や情報誌を売りつける、高額図書販売をめぐる相談が、今年に入り急増していることが十四日までの富山県暴力追放運動推進センターのまとめで分かった。 … 今年に入ってからは北方領土問題審議会などの政治団体のほか、環境団体や中小企業支援団体などを名乗り、企業側に一般的な団体であると信用させる手口が目立つようになったという。(2002/12/15 富山新聞)
この記事によると、『北方領土問題審議会』は暴力団系ですよね。

なぜ、このような本が、公共施設である北方領土館に展示してあるのか、不思議です。

北方領土返還運動 暴力団 自治体2008年11月02日

この本は暴力団系でしょうか?
 
標津町の北方領土館の書籍展示は、政府系の機関『北方領土問題対策協会』が出版したまじめな本の隣に、暴力団と思われる政治団体が脅迫して売りつける本が、並んで展示されています(11月1日の記事)。

写真は、同じ場所に展示してあった本。北海道新聞社の辞典、政府系の機関『北方領土問題対策協会』が出版したまじめな本、と並んで、『竹内春雄/編著』の本が並んで置かれています。

暴力団と思われる政治団体「北方領土問題審議会」が脅迫して売りつける本の多くは『竹内春雄/編著』です

ラクスマン2008年11月03日

ラクスマン入港

根室は日露国交の歴史的な場所です。
1792年ラクスマンが根室港に入港し、弁天島にしばらく滞在しました。
根室市庁舎の隣にある公園には、ラクスマン入港を記念する大きなモニュメントがあります。
モニュメントの脇には、説明の石板があり、次のように刻まれていました。

歴史の然
池田 良二 制作
1792年10月20日ロシアから最初の遣日使節アダム・ラクスマン一行が、漂流民大黒屋光太夫ほか2名の送還と、我が国との通商を求め、帆船エカテリーナ2世号で根室に入港した。
日本国とロシア国との通交・通商交渉は、実にこのアダム・ラクスマンの根室来航から始まった。
この歴史的事実を誇りとし、未来へ永く伝えるため、記念碑「歴史の然」をここに建立する。
1994年10月20日 根室市長

根室は国際都市?2008年11月05日

「日本固有の領土」って、こういう意味?

根室市花咲港の看板。
日・ロ・英語です。

『北方領土は日本固有の領土です』を英語にすると、
『The Northern Territories are traditionally a Japanese teritory.』で良いのかなー。

国際都市根室?2008年11月06日

電気屋さんの看板もロシア語

 根室は国際都市なので、電気屋さんの看板もロシア語です。
 と、言いたいところですが、それにしては、看板は古びているし、電気屋さんは閉まっているし、それに、付近に人影はありませんでした。10月の土曜日の日中のことです。花咲港で。

国際都市根室?2008年11月07日

道路標識もロシア語併記


 根室は国際都市なので、道路標識もロシア語併記です。
 と、言いたいところですが、それにしては、ロシア人を見かけません。以前、ロシアではカニ漁師が生きたカニを日本に密輸出していましたが、生きたカニの輸出が原則禁止になると、根室に入港するロシア船が極端に減ったようです。

国際都市根室?2008年11月07日

道路標示

ロシア語のみの道路標示もあります。根室港、納沙布、花咲港と書いてあります。でも、ロシア人を見かけませんでした。日本人も、そんなにいなかったのですが。

国際都市根室?2008年11月08日


ロシア人が多いところでは、避難誘導のための表示はロシア語併記なのでしょうけれど。
写真は花咲港。ロシア人を見かけませんでした。土曜日の昼間に撮影したものですが、日本人も、あまりいませんでした。

北方領土の歴史 ニ・ホ・ロの説明2008年11月08日


     北方領土の歴史は、史実を忠実に説明するのではなくて、日本政府の領土要求を、日本人がその通りだと思い込ませるために、日本政府に都合の良い事実だけが強調され、都合の悪いことは、なかったかのような扱いを受ける傾向にあります

 北海道が根室市に作った四島交流センター(通称ニ・ホ・ロ)の1F展示館入り口の説明です。

四島の<歴史>

日露の接触と開国


四島ははじめ、アイヌの生活の場であった。
江戸時代になると、高価なラッコの皮などを求めて松前藩の交易船やロシアの人々がやってきた。
そして四島は日露の交流の舞台となった。

 こんなこと書いていいの! 史実を忠実に説明する姿勢が現れているようです。日本に都合の良いことだけを強調しなくても大丈夫なのかなー


エセ北方領土返還運動2008年11月16日

高額図書の強引販売
 
 北方領土返還運動を口実に、5万円ほどの高額本を売りつける被害が発生しています。このうち、最も被害報告が多いのは、『竹内春雄(根室市西浜町)』なる人物の編著で『北方領土問題審議会(根室市梅ヶ枝町3-16、電話0153-24-6311)』が出版した本です。
 北方領土問題審議会出版の本は、国立国会図書館の蔵書検索で見つかりません。日本で出版した本は必ず国立国会図書館に納めることが義務づけられているにもかかわらず、法を無視して収めなかったのか、収めたけれど、公序良俗に反する等の理由で、閲覧に供していないのか、理由はわかりません。
 埼玉県立図書館・東京都立図書館・神奈川県立図書館にも蔵書がありません。埼玉県内の公立図書館を探したら、秩父市立図書館に1冊だけあったので、借りてきました(写真)。ただし、この本が、強引販売に使われたことがあるかどうか知りません。

 本の内容は、北方領土ビザなし訪問などで、国の事業として北方領土を訪問したときの写真が中心で、このほか返還運動施設の写真があります。写真は、コンパクトデジタルカメラで撮ったようで、明らかに素人写真、しかも、あまりできの良くない写真です。
 北方領土ビザなし訪問は、国の予算で北方領土関係者を対象に行っている事業なのに、その成果の一部が、高額図書の強引販売につながっているようです。
 北方領土返還運動は、国民の税金がヤクザの資金に流れていないかどうか、監視する必要がありそうです。

どなたさまか、この件についてご存知の方は、教えてください。

お願い:
 『北方領土問題審議会』なる団体は一体なんだろうかと疑問です。官報を調べると、政治団体として収支報告されているので、要するに、政治団体です。
 住所は、大地みらい信用金庫本店の隣になっていますが、大地みらい信用金庫本店に聞いたところ、信金とは無関係で知らないとのことでした。根室市梅ヶ枝町3-16に事務所でもあるのでしょうか?
 根室方面の方で、何かご存知でしたら教えてください。

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