cccpcamera blog

　4月10日の報道によると、日本政府は北朝鮮が発射した飛翔体をミサイルと表現したそうです。その理由として、「人工衛星としての実態がない」ことを、挙げました。

　ずいぶん、おかしな話です。北朝鮮に、人工衛星の成功を促しているようです。北朝鮮は今後もロケットを打ち上げて、人工衛星打ち上げ技術化確立させ、人工衛星を成功させなくては、国際的信用は得られないよ、日本政府は、このように主張していると捉えられかねません。

　日本政府がするべきことは、強い言葉で言いくるめるとか、国連で政治力を発揮して、北朝鮮を追い込むことではなくて、科学的な精密観測結果に基いて、北朝鮮が打ち上げたロケットが、ミサイルを目指していたのか、人工衛星を目指していたのかを明らかにすることです。正確な事実により、国際社会を説得すべきです。
　強い言葉や政治力に対して、北朝鮮は軍事力に頼るに決まっています。日本は、北朝鮮に対して、事実と道理と理性で、対峙すべきです。