麻生・メドベージェフ会談2009年07月10日

 7月9日、サミットで、麻生・メドベージェフ会談が行われました。当然のことですが、北方領土問題では、全く進展なし。サミットを前に、麻生が「不法占拠」発言をしたり、「固有の領土」を明記した法律が可決されたりと、日本側で、会談に水を指すような動きが顕著だったためです。

鈴木宗男代議士は、ビザなし交流で国後・択捉を訪れているそうです。
http://www.muneo.gr.jp/html/diary200907.html 
冷戦時代の頭作りで事態が推移していくなら、もう日本の出番はなくなる。振り返ったら中国、韓国の企業が進出し、日本の出る幕はありません、では、何も得られるものはない。
 外交は政府間の交渉でしっかりやり、それ以外の、例えば文化の面では、北方四島の先住民族であるアイヌ民族の歴史的位置づけを、経済面では、日ロの協力、連携を重層的に考え、進めていくことが大事ではないか。
 (ムネオ日記、2009/7/9)
 北方領土問題へのアプローチは、これしかないでしょう。
 アッ、北方領土返還運動で、国の金をチョロマカソウと目論んでいる人は別です。国の補助金を貰うのって、最初はそれなりに大変だけど、美味しいんですよ。(この点についてお尋ねがあっても、職業上の秘密に関ることなので、お答えできませんのでご了解ください。)

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