本の紹介-アルメニアを知るための65章 ― 2009年10月13日
中島偉晴/著、メラニアバグダサリヤン/著 『アルメニアを知るための65章』(明石書店) 読みました。このシリーズ、結構マイナーな国も有って面白い。章に区切られコンパクトにまとまっていて読みやすいのだけれど、いろいろな話題を無理に同じ長さに押し込めているようなところが有って、場合によっては理解しにくくなっているところも有るようです。それに、著者の思い入れが強すぎる感もあります。同じシリーズに、『コーカサスを知るための60章』があるけれど、これに比べると、1カ国のみを扱っているだけ有って、詳しい。
本の内容は、アルメニアの歴史、政治経済、人々の暮らし、とアルメニア全般に渡っています。また、トルコによるアルメニアジェノサイドもある程度触れられています。
コーカサス3国ではアルメニアの解説本は散見するけれど、グリジア・アゼルバイジャンは少ないですね。アルメニア人の特殊性なのだろうけれど。
ソ連から独立する以前のアルメニアの歴史については、『悲劇のアルメニア (新潮選書) (藤野幸雄) 』などのほうが、詳しくて分りやすい。
本の内容は、アルメニアの歴史、政治経済、人々の暮らし、とアルメニア全般に渡っています。また、トルコによるアルメニアジェノサイドもある程度触れられています。
コーカサス3国ではアルメニアの解説本は散見するけれど、グリジア・アゼルバイジャンは少ないですね。アルメニア人の特殊性なのだろうけれど。
ソ連から独立する以前のアルメニアの歴史については、『悲劇のアルメニア (新潮選書) (藤野幸雄) 』などのほうが、詳しくて分りやすい。