国立歴史民族博物館2009年12月23日

千葉県佐倉市の国立歴史民族博物館に行きました。
アイヌに関する展示も少しだけありました。北方領土問題で、4島に固執する人たちには「北方領土を父祖の開拓した日本固有の領土」などという人も多いけれど、実際には、アイヌの住んでいた土地に日本人が入って行ったものです。国立歴史民族博物館の展示を見ても、そのことはすぐに分かります。


写真は、博物館にあった腰掛。面白いことに、17世紀に作られた正保御国絵図がデザインされています。

日本全図ですが、蝦夷地はそれ以外の地域と比較して、異様に小さく、イイカゲンニ描かれています。千島や樺太らしいものも描かれているけれど、極端に小さくて、形もまったくのデタラメ。この時代、アイヌの聞きかじりで存在は知っていたものの、日本人の進出がなく、正確な知識を得られなかったことが容易に分かります。

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