北朝鮮と南韓国 -どちらの言い分も??? ― 2010年06月02日
南韓国艦沈没事件では、魚雷の残骸に、青マジックインキでハングル文字が書かれていることが、北朝鮮犯人説の最大の根拠のようです。インクの染料や溶剤を分析すれば、どこで作られたフエルトペンなのか、かなりのことが分かるはずです。それなのに、分析の結果が報道されていない。
魚雷は爆発すると高温になって、フエルトペンのインクは蒸発してしまうとの指摘もあります。魚雷の構造が分かっているのだから、爆発時にどの程度の温度になるか分かるはずで、インクの成分が分かれば、どの程度残留して、どのような色に変色するのか、推定できるはずです。インクの成分の分析はしたのだろうか。
5月20日の朝鮮日報には、以下のように書かれていました。『軍では、今回発見された魚雷の「1番」と、7年前に回収した北朝鮮の軽魚雷の「4番」に使われたインクの成分分析に着手した。』
一番と書かれたハングルの表記にも疑問が出されており、南韓国ではこれにも反論しているのですが、どうもねー。たとえば、朝鮮日報の報道では、次のようになっています。産経も同様な記事があります。
『北朝鮮国防委員会は、記者会見で「北では光明星1号など、号という表現を使う。番という表現は使わない」「番という表現は運動選手にだけ使う」と主張した。だが、朝鮮労働党中央委員会の機関紙である労働新聞を見ると、「強盛大国へ向かって走る1番急行列車」「朝を呼んでくる1番扇動員」など、「番」を広く使っている。』http://www.chosunonline.com/news/20100531000043
「1番急行列車」「1番扇動員」は競争の着順のことだから、スポーツの順番を転用した表現であることは明らかでしょう。小学生のころ、テストで成績が良かった子が「おれ、1等賞だぞ」ということは珍しくありませんが、だからと言って、工業製品の内部に「1等賞」とは書きません。
朝鮮日報の記事は、南韓国の主張を一方的に怒鳴りたてているに過ぎないように感じます。
また、6月1日の朝鮮日報社説には、おかしなことが書かれています。
『尹団長は、「天安の船体から酸化アルミニウムとみられる白い吸着物が検出されたが、魚雷の残骸からも同じ成分が検出された」という科学的な根拠を提示した。』
最低の科学知識もないような人ならば、このような宣伝でも十分なのかもしれません。軍艦の船体から酸化アルミニウムが検出されたとしても、船にもともとあったアルミニウムが酸化したものなのかどうか、不明です。いくら、南韓国の軍艦だって、アルミ鍋ぐらいあるでしょう。酸化アルミ二ウムがあっても、アルミ二ウムの出所は分からないでしょう。
アルミニウムと違って、インクの分析をすれば、染料や溶剤が異なるので、かなりのことが分かるはずです。
魚雷は爆発すると高温になって、フエルトペンのインクは蒸発してしまうとの指摘もあります。魚雷の構造が分かっているのだから、爆発時にどの程度の温度になるか分かるはずで、インクの成分が分かれば、どの程度残留して、どのような色に変色するのか、推定できるはずです。インクの成分の分析はしたのだろうか。
5月20日の朝鮮日報には、以下のように書かれていました。『軍では、今回発見された魚雷の「1番」と、7年前に回収した北朝鮮の軽魚雷の「4番」に使われたインクの成分分析に着手した。』
一番と書かれたハングルの表記にも疑問が出されており、南韓国ではこれにも反論しているのですが、どうもねー。たとえば、朝鮮日報の報道では、次のようになっています。産経も同様な記事があります。
『北朝鮮国防委員会は、記者会見で「北では光明星1号など、号という表現を使う。番という表現は使わない」「番という表現は運動選手にだけ使う」と主張した。だが、朝鮮労働党中央委員会の機関紙である労働新聞を見ると、「強盛大国へ向かって走る1番急行列車」「朝を呼んでくる1番扇動員」など、「番」を広く使っている。』http://www.chosunonline.com/news/20100531000043
「1番急行列車」「1番扇動員」は競争の着順のことだから、スポーツの順番を転用した表現であることは明らかでしょう。小学生のころ、テストで成績が良かった子が「おれ、1等賞だぞ」ということは珍しくありませんが、だからと言って、工業製品の内部に「1等賞」とは書きません。
朝鮮日報の記事は、南韓国の主張を一方的に怒鳴りたてているに過ぎないように感じます。
また、6月1日の朝鮮日報社説には、おかしなことが書かれています。
『尹団長は、「天安の船体から酸化アルミニウムとみられる白い吸着物が検出されたが、魚雷の残骸からも同じ成分が検出された」という科学的な根拠を提示した。』
最低の科学知識もないような人ならば、このような宣伝でも十分なのかもしれません。軍艦の船体から酸化アルミニウムが検出されたとしても、船にもともとあったアルミニウムが酸化したものなのかどうか、不明です。いくら、南韓国の軍艦だって、アルミ鍋ぐらいあるでしょう。酸化アルミ二ウムがあっても、アルミ二ウムの出所は分からないでしょう。
アルミニウムと違って、インクの分析をすれば、染料や溶剤が異なるので、かなりのことが分かるはずです。