北方領土に中国・韓国の企業進出2011年02月16日

新聞報道によると、ロシアの水産会社「ボズロジジェーニエ」と中国・大連の水産会社がクナシリ島でナマコ養殖の合弁事業を始めることで基本合意したそうです。また、同じくクナシリ島で、韓国の企業も、ロシアと共同事業に乗り出す見通しだそうです。

なんで、これが日本にとって問題なのでしょう。これまでも、北方領土はロシアの領土であることを前提に、欧米の会社の人が、ロシアのビザを取って、産業機械を納入していました。また、ロシアのビザを取っての観光旅行も行われていました。
また、日本人も、北方領土のロシアの会社に技術指導に行っています。もちろん、ロシアの領土であることを前提に、正規のロシアのビザを取って、日本のパスポートを所持した上での入域です。日本の会社が、北方領土で、魚の養殖を試みたこともあります。この時は、上手く行かなかったようですが、ロシアの領土であることを前提とした、産業活動でした。

今回の共同事業は、特に目新しいことではなくて、これまでもあったことで、これからもあることです。ただし、ロシアの資本投資が大きくなったので、企業規模が大きくなっているようです。

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