福島の牛乳から暫定基準を超える放射線量2011年03月19日

枝野官房長官の記者会見によると、福島の牛乳から暫定基準を超える放射線量が検出されたそうです。この牛乳を日本人の平均摂取量で1年間摂取し続けた場合の被曝(ひばく)線量は、コンピューター断層撮影法(CT)スキャン1回程度だそうです。

具体的な数値が分からないので、なんとも言えないのですが、概算の計算をして見ます。

日本人の平均牛乳摂取量を年間50kgとして、CTスキャンの1回の放射線量を10ミリシーベルトとすれば、牛乳1リットルあたり0.2ミリシーベルトになります。

1日2リットル牛乳を飲む子がいると2週間で5ミリシーベルトを超えます。
おじさんや婆さんには無視してよい放射線量だけれど、子供でも、本当に影響がないといえるのだろうか。

注意)CTスキャン1回と言っても、体のどの部位のCTスキャンなのか、どの医療機関なのかによって、大きく異なるので、枝野官房長官の言う「CTスキャン1回」がどの程度の線量なのか、よく分からないので、上記概算は大きく事実に反する可能性があります。

コメント

_ と思うのだがな ― 2011年03月19日 18時14分43秒

オイオイ、一日2Lの牛乳を飲む奴は全国でも数えるくらいだろうw

_ サノ ― 2011年03月20日 00時52分32秒

やはり!正確な数値を言わないのはどうかと思っていいました。
ほうれん草ではどれくらいですか?

_ cccpcamera ― 2011年03月20日 08時33分36秒

1日に2リットル牛乳を飲む子は、多くは無いけれど、日本で数人と言うほど少なくもないでしょう。スポーツしている中高生には、多少いらっしゃると思います。さすがに、多くは無いですよね。私は、牛乳飲みません。1年で0.1リットルも飲んでいません。

ホウレンソウは野菜なので、人によって消費量がものすごく違います。このため、平均的消費量はまったく意味をなしません。枝野長官が平均消費量のようなことを言ったので、真剣に考えていないのではないかと呆れました。
ただし、ホウレンソウを洗わないで生のまま食べる人は少ないので、検出された放射線量がそのまま摂取量になるわけではないと思います。

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