福島市の放射能2011年03月24日

一時、20マイクロシーベルト毎時を越えていた福島市の放射能も、最近は5~6マイクロシーベルト毎時に下がってきました。このまま低下すれば、4月第1週にも1マイクロシーベルト毎時程度に低下するかもしれません。原発で新たな爆発が起こらないことを願うばかりです。

ひとまずは安心なのだけれど、1マイクロシーベルト毎時だって、随分高い放射線量です。通常は、0.05マイクロシーベルト毎時程度だろう。平常値に比べたら、20倍。30日浴びたら、胃のX線検査1回分の放射線に相当します。

オジサンや婆さんには、全く気にする必要のない放射線量だけれど、少女は本当に気にしなくても良いのかなー。毎月1回、X線検査をしている少女って聞いたことがない。医者は、普通、こんなにX線を少女に当てないでしょう。X線検査は、病気診断のために行うので大きなメリットがあります。原発事故の放射線なんて、完全な迷惑。こんなところで暮らさなくてはならない少女が気の毒です。

ちょっと誤解している人もいるようなので、ちょっと追記。
 放射能は外気から受ける放射線の他に、飲料水、ホウレンソウなどから摂取する放射性物質があります。それぞれが、X線検査1回分でも、3つが重なれば、3回分。1種類はたいしたことなくても、何種類も重なってくると、それほど無視してよいのか。


ところで、福島県産牛乳(原乳)に基準を越える放射能(ヨウ素)が検出され、一部出荷停止になっています。牛は、どこで汚染されたのでしょう。この時期、牛は小屋の中に居て、主に家畜飼料を食べているはず。このため、屋外の草を食べたことが影響とは考えられず、空気か水を経由して放射性ヨウ素を摂取してしまったと考えるのが妥当でしょう。
同じ空気を人間もすって、同じ水を人間も飲んでいるのではないだろうか。だとすると、母乳は大丈夫なのだろうか。もっとも、乳児を抱えた母親は、すでに、汚染地を脱出しているのかな。


話は変わって、昨日、東京金町浄水場から、乳児の基準を越える放射性ヨウ素が検出されました。このため、近所のスーパーの水が売り切れていた。

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