飯舘村 ― 2011年04月17日
福島県飯舘村は「計画的避難区域」に指定され、1ヶ月をメドに、退避することが求められています。昨日、行われた、福山哲郎官房副長官らの説明には、村民の批判が相次ぎました。
上の図は、3月15日以降の飯舘村役場の放射線強度の変化。横軸は日数で、縦軸が放射線強度です。縦軸は、対数メモリで書いています。原発事故前の放射線は0.05μSv/h程度だったので、このグラフの一番下よりもさらに下です。今後も、放射線は、なかなか減らないだろうと推察できます。
飯舘村居住者は事故以来、すでに、直接被爆だけでも、8mSv程度の被曝をしている恐れがありますが、このまま住み続けたならば、年間20mSvを超えることは、ほぼ間違いないでしょう。100mSv以下では、すぐに健康被害が出ることはないし、将来に渡っても健康被害が起こるとの確かな証拠はありません。このため、爺さん・婆さんが飯舘村に残ったとしても、危険はないとの考えもありうるけれど、子供や妊婦などは早めに退避すべきでしょう。
放射能の知識に乏しい村民が政府方針について納得いかないのは分かるのだけれど、村民にも、もう少し現実を冷静に見てほしい。いつになったら戻れるのかと、政府に詰め寄った村民も多かったようですが、政府に判断をゆだねるのではなく、上のグラフをよく見て、いつになったら1μSv/h以下になるのか、いつになったら元の状態に戻るのか、冷静になって考えて見る必要があるでしょう。自分たちの子孫の健康が問題なのだから、冷静を失ってはいけない。
政府方針もよく分からないのですが、爺さん婆さんを含めた全員を退避させる必要があるのだろうか。
政府方針もよく分からないのですが、爺さん婆さんを含めた全員を退避させる必要があるのだろうか。
