『シーベルト』だけで満足ですか? ― 2011年04月26日
政府は、3.8μSv/hよりも、放射線量が小さければ、屋外で子供が活動しても安全としています。
ただちに健康被害は無いし、多くの場合、将来にわたっても健康被害が現れることは無いでしょう。でも、万一、自分の子供・孫に、何らかの健康被害が出たらどうするのだろう。行政としては、まれに健康被害が出ても、医療費や生活保護費は、微々たるものなので、全く心配ないと言えます。
福島市の放射線強度は、場所によっては、3.8μSv/hを越えているところもあるようですが、福島県北保健福祉事務所東側駐車場の線量は、1.5μSv/h強になっています。福島市、全域的には、この程度の値なのでしょう。
ここの線量は、多い時では20μSv/hを越えていました。最初のころは、急激に下がったため、10日もすれば1μSv/h以下になる勢いでしたが、最近は、あまり低下しなくなっています。このまま、相当期間、1μSv/hを越えることもあり得ます。
この程度の線量だと、1年間の外部被曝量は、CTスキャン1~2回分の放射線量に相当します。このため、健康被害は、ほとんど考えなくても良いとの議論もあります。
放射線のうちのγ線は、光と同じ電磁波で、光子と呼ばれる粒子です。光と放射線では、光子1つのエネルギーが、全く違います。
赤外線や、紫外線も同じく電磁波で、こちらも、光子1つのエネルギーが、違います。光子1つのエネルギーがちがっても、受けた光子の個数が違えば、受けたエネルギーは、同じになることもあります。受けたエネルギーは同じでも、光子の1つのエネルギーは同じではありません。
もう少し身近な例をあげます。赤外線電気こたつで、ホカホカになることがあるでしょう。赤外線のエネルギーを浴びて、体温が上がったためです。強い紫外線を浴びると、同じように、皮膚の温度は高くなります。ホカホカするのはおなじでも、その後が大きく異なります。赤外線は、暖かくなって、気持ち良くてそれでおしまい。紫外線は、翌日、皮膚が水膨れになるかもしれない。
赤外線と紫外線は、光子1つのエネルギーが異なります。赤外線は2eV未満であるのに対して、紫外線では3~4eVあるいはそれ以上のエネルギーです。紫外線の光子1つは、赤外線の光子1つの数倍のエネルギーです。赤外線と紫外線で、同じエネルギーを浴びたのだとしたら、浴びた光子の数が、赤外線の方が、数倍程度多かったと言うことです。あびたエネルギーの総量は同じでも、赤外線と紫外線とでは、皮膚に対する影響が全く異なります。
X線と放射能の出すγ線の間には、同じような関係があります。X線の光子1つのエネルギーは、平均的に100keV以下です。放射性セシウムの出すγ線は600keV程度、コバルト60のγ線は1000keV以上です。
紫外線は光子1つのエネルギーが赤外線より数倍程度大きかったため、エネルギーの総量は同じでも、皮膚に大きな障害を与えます。放射能の出すγ線はX線に比べて、10倍程度、あるいはそれ以上大きいものです。エネルギーの総量が同じならば、生体に対するダメージは同じ程度であると考えて良いのか。それとも、赤外線と紫外線の関係のように、X線に比べて、放射線は、はるかに悪い影響を及ぼすのか。
放射線を当てて実験した人がいないので、同じか違うのか分かっていません。このため、同じであろうと推測して、将来大きく違っていたことが分かっても、医者や政治家は『想定外だった』と言えば、それで済むのでしょう。自分の子供に対しても、同じ態度で臨むのだろうか。それは、行政に決めてもらうことではなくて、自分自身で良く考えて決めることです。
ただちに健康被害は無いし、多くの場合、将来にわたっても健康被害が現れることは無いでしょう。でも、万一、自分の子供・孫に、何らかの健康被害が出たらどうするのだろう。行政としては、まれに健康被害が出ても、医療費や生活保護費は、微々たるものなので、全く心配ないと言えます。
福島市の放射線強度は、場所によっては、3.8μSv/hを越えているところもあるようですが、福島県北保健福祉事務所東側駐車場の線量は、1.5μSv/h強になっています。福島市、全域的には、この程度の値なのでしょう。
ここの線量は、多い時では20μSv/hを越えていました。最初のころは、急激に下がったため、10日もすれば1μSv/h以下になる勢いでしたが、最近は、あまり低下しなくなっています。このまま、相当期間、1μSv/hを越えることもあり得ます。
この程度の線量だと、1年間の外部被曝量は、CTスキャン1~2回分の放射線量に相当します。このため、健康被害は、ほとんど考えなくても良いとの議論もあります。
放射線のうちのγ線は、光と同じ電磁波で、光子と呼ばれる粒子です。光と放射線では、光子1つのエネルギーが、全く違います。
赤外線や、紫外線も同じく電磁波で、こちらも、光子1つのエネルギーが、違います。光子1つのエネルギーがちがっても、受けた光子の個数が違えば、受けたエネルギーは、同じになることもあります。受けたエネルギーは同じでも、光子の1つのエネルギーは同じではありません。
もう少し身近な例をあげます。赤外線電気こたつで、ホカホカになることがあるでしょう。赤外線のエネルギーを浴びて、体温が上がったためです。強い紫外線を浴びると、同じように、皮膚の温度は高くなります。ホカホカするのはおなじでも、その後が大きく異なります。赤外線は、暖かくなって、気持ち良くてそれでおしまい。紫外線は、翌日、皮膚が水膨れになるかもしれない。
赤外線と紫外線は、光子1つのエネルギーが異なります。赤外線は2eV未満であるのに対して、紫外線では3~4eVあるいはそれ以上のエネルギーです。紫外線の光子1つは、赤外線の光子1つの数倍のエネルギーです。赤外線と紫外線で、同じエネルギーを浴びたのだとしたら、浴びた光子の数が、赤外線の方が、数倍程度多かったと言うことです。あびたエネルギーの総量は同じでも、赤外線と紫外線とでは、皮膚に対する影響が全く異なります。
X線と放射能の出すγ線の間には、同じような関係があります。X線の光子1つのエネルギーは、平均的に100keV以下です。放射性セシウムの出すγ線は600keV程度、コバルト60のγ線は1000keV以上です。
紫外線は光子1つのエネルギーが赤外線より数倍程度大きかったため、エネルギーの総量は同じでも、皮膚に大きな障害を与えます。放射能の出すγ線はX線に比べて、10倍程度、あるいはそれ以上大きいものです。エネルギーの総量が同じならば、生体に対するダメージは同じ程度であると考えて良いのか。それとも、赤外線と紫外線の関係のように、X線に比べて、放射線は、はるかに悪い影響を及ぼすのか。
放射線を当てて実験した人がいないので、同じか違うのか分かっていません。このため、同じであろうと推測して、将来大きく違っていたことが分かっても、医者や政治家は『想定外だった』と言えば、それで済むのでしょう。自分の子供に対しても、同じ態度で臨むのだろうか。それは、行政に決めてもらうことではなくて、自分自身で良く考えて決めることです。