3.8マイクロシーベルト毎時-福島市・伊達市・郡山市の人は子供を通学させるのだろうか??2011年04月30日

 福島県内の小学校等の校庭放射線量が基準を下回ったとのことで、今後、屋外活動の制限は解除される可能性が出てきました。放射線量が低下したことは、好ましいのだけれど、基準は3.8マイクロシーベルト毎時と恐ろしいほどの高濃度汚染です。

 3.8マイクロシーベルト毎時は、年間20ミリシーベルト被曝として計算されていますが、これだけ汚染されたところに6年間通学すると120ミリシーベルトになります。10歳の子供が120ミリシーベルト被曝すると、癌になる確率は2.5%程度なので、40人クラスのうち、平均一人が発癌することになります。福島市・伊達市・郡山市の人は本気で子供を通学させるのだろうか。

 放射線を一度に浴びるのではなくて、数年かかって浴びた場合は、修復機能が働いて無害になると、まことしやかに説明する学者がいます。多数の人が、放射線を数年かかって浴びたケースは、チェルノブイリが唯一ですが、最初の被曝から25年しか経っていません。このため、人間が、少量の被曝をしたとき、30年後の影響など、人類はいまだ誰も知らないのです。なお、チェルノブイリの放射線障害人数は、数十人から100万人まで、学者によって説がバラバラで、現時点における被害実態も、明らかになっていません。

 少量の被曝は健康にいいのだとの主張をする人もいます。だったら『自分の子供や孫に放射性物質を飲ませて、実験しろ』と言いたい。

 小佐古内閣官房参与が辞任しました。理由の第一は、年間20マイクロシーベルトを、乳児、幼児、小学生に適用することはヒューマニズムの観点から絶対に受け入れられないことだと説明しています。
 小佐古氏は年間1ミリシーベルトを基準とするよう主張したようです。年間1ミリシーベルトが妥当かどうか、私には判断できないけれど、放射線管理区域指定の基準である3ヶ月1.3ミリシーベルト(年換算5.2ミリシーベルト)を超える線量は、いくらなんでも多すぎる。

* * * * * *

<< 2011/04 >>
01 02
03 04 05 06 07 08 09
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

RSS