1mSv以下 ― 2011年05月27日
福島県内の、学校・幼稚園・保育園の放射線について、文部科学省はこれまで、年間で20ミリシーベルトを超えないようにするとしていました。このため、3.8μSv/h以下の線量ならば、子供が校庭を使っても差し支えないとの、とんでもない方針になっていました。いくらなんでも、これでは、保護者は納得しない。
27日、文部科学省は、福島の子供が受ける放射線を、年間1ミリシーベルト以下を目指すとの方針を明らかにしました。子供の健康にとって、大きな前進です。しかし、一方で、屋外活動の基準として定めた、3.8μSv/h(これは、年間20mSvに相当する)は、当面撤回しないそうです。
20mSvが1mSvになったのだから、大きな前進ではあるけれど、3.8μSv/hの校庭で、子供が運動することを撤回していないのは、どうにも理解できません。こんな高濃度の校庭を使わされるとしたら、子供が気の毒でなりません。実際には、各学校で、汚染された表土をはぎ取っているだろうから、こんなに高濃度汚染された校庭を使っている学校は無いでしょうね。幼稚園や保育園の砂場の砂は入れ替えたかな。
国の方針では、1μSv/h以上の学校で、表土入れ替え費用を全額国が負担するそうです。どのような根拠で、このような高い線量にしたのでしょう。3.8μSv/hが年間20mSvに相当するのだから、年間1mSvを達成するためには、0.2μSv/hでなくてはならない。0.2μSv/hを越えている地域では、放射線を減らすために、表土の入れ替えを含む、いろいろな努力をすべきです。
今回の方針転換は不十分ではあるけれど、少しホッとしました。
27日、文部科学省は、福島の子供が受ける放射線を、年間1ミリシーベルト以下を目指すとの方針を明らかにしました。子供の健康にとって、大きな前進です。しかし、一方で、屋外活動の基準として定めた、3.8μSv/h(これは、年間20mSvに相当する)は、当面撤回しないそうです。
20mSvが1mSvになったのだから、大きな前進ではあるけれど、3.8μSv/hの校庭で、子供が運動することを撤回していないのは、どうにも理解できません。こんな高濃度の校庭を使わされるとしたら、子供が気の毒でなりません。実際には、各学校で、汚染された表土をはぎ取っているだろうから、こんなに高濃度汚染された校庭を使っている学校は無いでしょうね。幼稚園や保育園の砂場の砂は入れ替えたかな。
国の方針では、1μSv/h以上の学校で、表土入れ替え費用を全額国が負担するそうです。どのような根拠で、このような高い線量にしたのでしょう。3.8μSv/hが年間20mSvに相当するのだから、年間1mSvを達成するためには、0.2μSv/hでなくてはならない。0.2μSv/hを越えている地域では、放射線を減らすために、表土の入れ替えを含む、いろいろな努力をすべきです。
今回の方針転換は不十分ではあるけれど、少しホッとしました。