簀子橋堆積場 ― 2012年01月15日
2010年10月、ハンガリーで、アルミニウム精錬工場の汚泥が町を襲った事故がありました。
足尾銅山の汚泥は通洞の町の上部の谷間に捨てられていて、万一堤防が決壊すれば、通洞の町はおろか下流の桐生市に至る広範な土地が汚染されます。この汚泥捨て場を「簀子橋堆積場」と言い、関係者以外立ち入り禁止で、町や道路から様子を見ることは不可能です。ところが、東側の尾根に登ると、山の上から簀子橋堆積場を見下ろすことができます。さらに、急斜面を下れば堆積場に到達することも可能ですが、この場合は、不法侵入になり、やくざ風の堆積場番人とトラブルが生じたとの話もあります。
2012年1月14日、東側の尾根から、簀子橋堆積場を見学しました。堆積場には降りていません。赤茶色の汚泥の池が広がっていると思いきや、一部、雪で白くなっていました。
今後、ホームページに、たどったルートをはじめ、いくつかの写真を掲載します。
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