亀岡2012年04月27日

 京都府亀岡市で無免許の少年が集団登校中の児童の列に突っ込んで死傷させた事故があった。亀岡って同和利権の町。加害者の父親は警察や学校から被害者の個人情報を入手したようだけれど、同和関係者だったのだろうか。
 亀岡市立保津小学校のホームページによると、ここは、昭和56,57年に『同和教育研究指定校』になっています。

 ところで、『伊津和真』をGoogleで検索すると、いっぱい出てくるいなー。
 今回は加害者が少年だったので、実名報道はされていないけれど、加害少年の友人は当然実名を知っているので、秘密にすることは、今の世の中、ほとんど不可能だ。

本の紹介-アイヌ民族の歴史と文化2012年04月27日


アイヌ民族の歴史と文化―教育指導の手引 桑原真人/監修  山川出版社 (2000/08)

高等学校・中学校の社会科授業でアイヌ問題を教えるための教師指導手引を目的に書かれている。

 古代から中世・近代・現代に至るアイヌの歴史ウ及び文化、現代のアイヌ問題が簡潔にまとめられている。さらに、各章は最初に概要を記し、さらに「本項の視点」として、教育指導の着眼点が示される。項目毎の詳細は「用語解説」で説明されている。

 アイヌの歴史について、学校教育で学ぶ機会は少ないし、関心を持って学習する人も少ないので、多くの日本人はあまりアイヌのことを知らないだろう。本書は、アイヌの歴史の概要を理解するために便利であり、多くの人に、一度読んでみることをお薦めしたい。
 

 アイヌ現代史の第2章6項の「本項の視点」には次のようにある。
 ソ連軍の南樺太と千島の占領は、アイヌ民族などの先住民族に、そのまま留まってソ連国籍になるか、日本に移り日本国籍を得るか、重大な選択を迫られたことを理解させる。(P84)

 この記述は事実なのだろうか。戦前樺太に住んでいた日本人のうちの一部のものは、そのまま樺太に残留したが、彼らは「日本国籍のままの者」「無国籍になった者」「ソ連国籍を取得した者」と、いろいろな人がいた。アイヌの多くは日本に移住しているが「重大な選択を迫られた」との話があるのだろうか。

* * * * * *

<< 2012/04 >>
01 02 03 04 05 06 07
08 09 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

RSS