本の紹介-日本の「国境問題」2012年06月01日

  
日本の「国境問題」 現場から考える  別冊環⑲
岩下明裕/編  藤原書店 (2012/3/22)

 50人の著者による論文集。千島と根室、樺太と稚内、朝鮮と九州北部・対馬、台湾と八重山、大東島、小笠原の5つの国境地域に対して、50人の著者が、それぞれの問題を書いている。歴史解説や政治問題のほかに、単なる観光案内のような内容まで、さまざま。1つの論文は数ページ、多くても十数ページと短い。
 日本の国境地域に関心がある人には、参考になる論文もあるかもしれないが、すべてに興味を持つ人は少ないだろう。北方領土問題は黒岩幸子先生の11ページの解説があるが、特に目新しい内容ではない。

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