本 ― 2012年08月03日
最近読んだ本。
北海道で遺跡や発掘品を見てきたので、関連本を読みました。
前田潮/著『オホーツクの考古学』 同成社(2002.7)
米村衛/著『北辺の海の民・モヨロ貝塚』 新泉社(2004.2)
武田修/著『常呂遺跡群』 同成社(2006.8)
北海道で遺跡や発掘品を見てきたので、関連本を読みました。
前田潮/著『オホーツクの考古学』 同成社(2002.7)
米村衛/著『北辺の海の民・モヨロ貝塚』 新泉社(2004.2)
武田修/著『常呂遺跡群』 同成社(2006.8)
核燃サイクル-ホームページ更新 ― 2012年08月05日
核燃サイクルの中心施設、青森県六ヶ所村 日本原燃のPRセンターを見学しました。
2009年に見学して以来、3年ぶりですが、この間、あの福島原発事故が起こっています。
再見学を踏まえて、以下のページの写真や説明を変更しました。
http://cccpcamera.photo-web.cc/GENPATSU/ROKKASHO/index.htm
2009年に見学して以来、3年ぶりですが、この間、あの福島原発事故が起こっています。
再見学を踏まえて、以下のページの写真や説明を変更しました。
http://cccpcamera.photo-web.cc/GENPATSU/ROKKASHO/index.htm
ホームページ更新 ― 2012年08月07日
原発関連のページに青森県・東通原発の写真と、北海道・泊原発PR館の写真を追加しました。
http://cccpcamera.photo-web.cc/GENPATSU/TomariHigashi/Higashidoori.htm
http://cccpcamera.photo-web.cc/GENPATSU/TomariHigashi/Tomari.htm
http://cccpcamera.photo-web.cc/GENPATSU/TomariHigashi/Higashidoori.htm
http://cccpcamera.photo-web.cc/GENPATSU/TomariHigashi/Tomari.htm
本の紹介-樺太・瑞穂村の悲劇 ― 2012年08月09日
『樺太・瑞穂村の悲劇』コンスタンチン・ガポネンコ著 井上紘一/徐満洙=訳 Amazonで購入しました。やっと届いた。定価2100円。
http://karansha.com/karahutomizuhomuranohigeki.html
http://karansha.com/karahutomizuhomuranohigeki.html
ホームページ更新 ― 2012年08月12日
北方領土問題解説ページの中で「千島関連の古絵図・古地図」のところに、『大日本海岸全図(1853)整軒玄魚』と『千島全図(1870)松浦武四郎』を追記しました。
http://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/HoppouMAP/index.htm
1853年地図は、一般日本人の北海道認識が遅れていたことを示すものです。松浦武四郎の地図は、明治になってからのもので、今から見ても十分に鑑賞に耐える出来です。
http://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/HoppouMAP/index.htm
1853年地図は、一般日本人の北海道認識が遅れていたことを示すものです。松浦武四郎の地図は、明治になってからのもので、今から見ても十分に鑑賞に耐える出来です。
本の紹介―日ソ国交回復秘録 北方領土交渉の真実 ― 2012年08月13日

日ソ国交回復秘録 北方領土交渉の真実 (朝日選書)
1956年、日ソ国交が回復したが、この時、領土問題を解決することができなかった。条約交渉代表の松本俊一の著書『モスクワにかける虹(1966)』は、この間の事情を知る上で必須の図書だが、長い間絶版になっていた。
今回、『日ソ国交回復秘録 北方領土交渉の真実 (朝日選書)』として、復刊された。北方領土問題を考える上で、必読書。
終戦記念日 ― 2012年08月15日
8月15日は、日本では終戦記念日。国際的には、9月2日とするところが多い。
朝日新聞に次の記事があった。
『終戦67年、なお戻らぬ遺骨113万人 行き詰まる収集』
広い範囲だし、時間もたったので、遺骨収集は難しいだろう。
日本では、旧日本軍人の遺骨には関心が高いが、日本で奴隷労働に従事させた朝鮮人遺骨に対する関心は低い。
写真は、北海道・浜頓別町にある曹洞宗・天祐寺。
戦争末期、日本軍は、北海道・朝茅野飛行場建設を急ぎ、朝鮮人を奴隷労働に酷使して、その結果、多数の朝鮮人が死なされた。飛行場は、一度も使用することなく、敗戦になった。死なされた朝鮮人は、付近に雑に埋められた。
数年前、これら遺骨の一部が発掘され、一時、天祐寺に安置された。
尖閣上陸 ― 2012年08月16日
中国人も、日本人も、韓国人も、領土問題となると熱くなる人たちがいるものです。
昨日、尖閣に上陸した中国人は、日本に逮捕されて、簡単な取り調べの後、強制送還されるのでしょう。日本としては、これが一番良い対応です。日本の実効支配下にあり、日本の警察権・司法権が、現実に実施されていることを示す、絶好の機会になりました。
今回の事件で、中国が領有権問題で有利になったとは思えない。一部の熱い男の犯罪行為で、その国に利益があることなど、めったにない。
ただし、数年前のように、日本が対応を誤り、強制送還を渋るようなことがあると、2国間の外交問題に発展して、尖閣が係争地であることを印象付けることになる。
昨日、尖閣に上陸した中国人は、日本に逮捕されて、簡単な取り調べの後、強制送還されるのでしょう。日本としては、これが一番良い対応です。日本の実効支配下にあり、日本の警察権・司法権が、現実に実施されていることを示す、絶好の機会になりました。
今回の事件で、中国が領有権問題で有利になったとは思えない。一部の熱い男の犯罪行為で、その国に利益があることなど、めったにない。
ただし、数年前のように、日本が対応を誤り、強制送還を渋るようなことがあると、2国間の外交問題に発展して、尖閣が係争地であることを印象付けることになる。
ホームページ更新 ― 2012年08月19日
北方領土問題で、嫌なのは、領土問題を出汁にして、おかしな本を強引に売りつける恐喝まがい行為だ。
2000年代前半に、被害が多かったのが、北方領土問題審議会。ここは、千島連盟・元理事 竹内春雄が会長の政治団体。
今回、根室を旅行して、Google Mapで「北方領土問題審議会」とされている場所や、政治資金収支報告書に記載された住所の場所を訪ねたので、その写真を掲載した。街宣車などはないので、強引販売があった場合は、恐れずに毅然とした態度で断ろう。
http://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/Henkanundou/ESE/Nishihama.htm
2000年代前半に、被害が多かったのが、北方領土問題審議会。ここは、千島連盟・元理事 竹内春雄が会長の政治団体。
今回、根室を旅行して、Google Mapで「北方領土問題審議会」とされている場所や、政治資金収支報告書に記載された住所の場所を訪ねたので、その写真を掲載した。街宣車などはないので、強引販売があった場合は、恐れずに毅然とした態度で断ろう。
http://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/Henkanundou/ESE/Nishihama.htm
最近、尖閣・竹島が騒がしいですね ― 2012年08月22日
最近、私の北方領土問題解説ページのクリック数が多い。竹島・尖閣と領土問題が何かと話題なので、北方領土問題に関心を持つ人も増えているのだろう。
日本の領土問題関連の本で、現在、一押しは、
日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 (ちくま新書 905) 孫崎享 (著)
(クリックするとAmazonに飛びます)
出版は1年前と比較的新しい。
日本の領土問題を扱った本の多くは、日本政府の主張を焼き直して、自分勝手な意見を主張するものだが、この本はそうではなくて、まじめな歴史知識により、現実的な領土問題の解決を目指している。
本書の著者は、長年、外交官として、外交問題にあたってきた。 本書に示された、歴史的事実は、必ずしも日本に都合の良いことばかりではなく、日本国民を偏狭なナショナリズムに扇動する勢力にとっては、受け入れがたいことかもしない。しかし、史実は史実として、正しく認識しなくてはならない。北方領土・竹島・尖閣列島に関して、日本政府の主張しか知らない人は、本書を熟読して、冷静になって欲しいものだ。
特に、尖閣の問題を考える上で、本書は必読書だろう。
日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 (ちくま新書 905) 孫崎享 (著)
(クリックするとAmazonに飛びます)
出版は1年前と比較的新しい。
日本の領土問題を扱った本の多くは、日本政府の主張を焼き直して、自分勝手な意見を主張するものだが、この本はそうではなくて、まじめな歴史知識により、現実的な領土問題の解決を目指している。
本書の著者は、長年、外交官として、外交問題にあたってきた。 本書に示された、歴史的事実は、必ずしも日本に都合の良いことばかりではなく、日本国民を偏狭なナショナリズムに扇動する勢力にとっては、受け入れがたいことかもしない。しかし、史実は史実として、正しく認識しなくてはならない。北方領土・竹島・尖閣列島に関して、日本政府の主張しか知らない人は、本書を熟読して、冷静になって欲しいものだ。
特に、尖閣の問題を考える上で、本書は必読書だろう。