最近、尖閣・竹島が騒がしいですね2012年08月22日

最近、私の北方領土問題解説ページのクリック数が多い。竹島・尖閣と領土問題が何かと話題なので、北方領土問題に関心を持つ人も増えているのだろう。 日本の領土問題関連の本で、現在、一押しは、

日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 (ちくま新書 905) 孫崎享 (著)
(クリックするとAmazonに飛びます)

出版は1年前と比較的新しい。
日本の領土問題を扱った本の多くは、日本政府の主張を焼き直して、自分勝手な意見を主張するものだが、この本はそうではなくて、まじめな歴史知識により、現実的な領土問題の解決を目指している。
本書の著者は、長年、外交官として、外交問題にあたってきた。 本書に示された、歴史的事実は、必ずしも日本に都合の良いことばかりではなく、日本国民を偏狭なナショナリズムに扇動する勢力にとっては、受け入れがたいことかもしない。しかし、史実は史実として、正しく認識しなくてはならない。北方領土・竹島・尖閣列島に関して、日本政府の主張しか知らない人は、本書を熟読して、冷静になって欲しいものだ。
特に、尖閣の問題を考える上で、本書は必読書だろう。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

* * * * * *

<< 2012/08 >>
01 02 03 04
05 06 07 08 09 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

RSS