本の紹介-「尖閣問題」とは何か ― 2013年01月06日

豊下楢彦/著 「尖閣問題」とは何か (岩波現代文庫)(2012/11)
本のメインテーマは、尖閣問題の解決方法の提言。尖閣問題の歴史的経緯や中・台・米の態度、さらには、他の領土問題である、北方領土問題についても詳しい。
著者は戦後史研究者の第一人者であるため、日本の立場に固執することなく、客観的な説明になっており、日本の領土問題を考える上で、大いに参考になる。著者の説には、賛否両論あるだろうが、尖閣問題に限らず、日本の領土問題を考える上で、欠かせない一冊だ。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。