憲法記念日2013年05月03日


憲法改正議論が盛んです。

 有事の際、海外在留日本人救出のため、自衛隊が輸送業務に従事できるように、自衛隊法が改正されるようだが、一歩進んで、海外在留日本人を救済するための爆撃を自衛隊が行えるようにするためには、憲法を改正する必要がある。

 予科練とはなんだったのか。茨城県の雄翔館を見学した。
 碑文によると、予科練とは「中国本土に孤立する我が在留民団を救助するため敢行した渡洋爆撃にその初陣を飾った」とのこと。

 海外在留日本人を救済するためとの口実で、他国を爆撃し、自衛隊員を犬死させるために、憲法改正が必要だ。

成東・東金 食虫植物群落2013年05月04日

 
成東・東金の食虫植物群落を見学した。イシモチソウ、モウセンゴケ、コモウセンゴケが見られます。コモウセンゴケはもうすぐ開花する。

写真は、カナビキソウ。花の大きさは数ミリ。

成東・東金 食虫植物群落(2)2013年05月04日


イシモチソウ
   
     

    
モウセンゴケ
       
    
    
コモウセンゴケはもうすぐ開花
 
      
    
    
ハルリンドウも咲いていた   
    
    


本の紹介 - 日本の領土問題を考える2013年05月07日



松竹伸幸/著「日本の領土問題を考える」 かもがわ出版 (2013/03)


子供向けに、日本の領土問題を易しく書いた本。
尖閣問題が話題の時期に書かれたので、尖閣問題の記述が多い。

子供向けの本は、相互に矛盾のある記述や、事実と異なる記述は良くない。


尖閣に関連して、P18,19に以下の記述がある。
 尖閣諸島について書かれたものとして、いちばん古いのは、『順風相送』という中国の航海案内書だといわれています。これが書かれた時期は、15世紀とも16世紀ともいわれ確かではありませんが、日本の資料に尖閣諸島が最初に登場するよりもかなり前であることは確かです。
 しかし、尖閣譜島が中国の文献に先に登場したことはまちがいなくても、それだけで尖閣諸島が中国の嶺土であるとはいえません。
 なぜなら、ある土地が歴史的に、ある国の領土だとするには、その国が、その土地を自分の領土だと考えていたという証拠がなければなりません。ところが中国の昔の文献を見ても、尖閣諸島を自国の領土だとする記述はありません。

 歴史的な領有権に、国家の領有意識が必要とする説と、そうではないとする説があるが、著者は、断定的に、「領土の領有権主張には、その国が、その土地を自分の領土だと考えていたという証拠」が必要と説明している。それならば、著者は、竹島問題においても、日本が歴史的領有権を主張するならば、国家の領有意識が必要とすべきだろう。ところが、竹島問題に関連して、P6に、次のように書いている。
 竹島は、この欝陵島に行くとちゅうにあったため、船の進路の目標となり、漁場として利用されたこともありました。これらの記録は、当時の鳥取藩などの文書に残っています。
 こうした事実があるので、竹島は当時から日本の領土だったという考え方があります。
 もし、著者の主張が、領有には、「その国が、その土地を自分の領土だと考えていたという証拠が必要」とするのであるならば、「船の進路の目標となり、漁場として利用された」だけでは、領有の根拠とはならない。それにもかかわらず、「島は当時から日本の領土だったという考え方があります」と書いてしまっては、著者の説明は、いい加減でデタラメであるとしか判断できない。


P20の次の記述もいい加減だ。
 国連アジア極東経済委員会の調査で海底資源の存在がわかったあと、1970年代のはじめに台湾と中国は、尖閣諸島の領有権を主張します。それまで中国をふくめどこの国も、日本の領土であることに異議を唱えたことはなかったにもかかわらず、資源があることがわかったとたん、自国の領土だと主張しはじめたのです。
 高橋庄五郎/著「尖閣列島ノート」によると、1961年、東海大学の新野弘教授(地質学)の「東中国海および南中国海浅海部の沈積層」という論文が発表され、海底に豊富な石油と天然ガス埋蔵の可能性を指摘されている。その後、色々な調査があって、石油埋蔵の可能性が指摘されて来るのであって、「資源があることがわかったとたん」などと、断定できるものではない。
 沖縄返還以前は、尖閣周辺海域には、台湾の漁師が出漁していた。


 P32には、一見するともっとものようだが、もう少し広い知識で考えると、とんでもない主張だ。
 尖閣諸島をめぐる対立によって、日中両国の関係全体にも影響がおよんでいます。今大事なことは、尖閣諸島の問題は、両国が実力にうったえるのではなく、話しあいで解決するということを明確にすることです。
 そのためにも中国は、尖閣諸島周辺に公船を送るなどの行為をさしひかえるべきでしょう。日本も自衛隊の派遣を口にしたりせず、話しあいの場をつくることが大事です。話し合いの場では、たがいに堂々と、自国の主張をのべればよいのです。
 著者は、「中国は尖閣諸島周辺に公船を送るな」「日本は自衛隊を派遣するな」と書いているので、一見すると公平に感じるかもしれないが、「公船を送るな」と「自衛隊を派遣するな」では、大違いだ。著者の主張は、要するに、「日本が公船を派遣して、中国船を取り締まれ」「中国は、日本に従え」と言っているのことになり、日本の主張を押し付けるべきとしているにすぎない。それに、領土問題の存在を認めず、領土の話し合いを拒否しているのは、日本政府であるので、この点を問題にしないならば、日本の主張を無条件で認めろと相手に言っていることであり、これでは、解決はあり得ない。

ウイルスに感染2013年05月13日

 System Care Antivirus ウイルスに感染した。
 怪しいソフトが立ち上がって、ウイルス感染をチェックしているような動作を始めた。通常モードで再起動すると、やはり、同じソフトが動き出した。デスクトップにアイコンができていたので、右クリックでプロパティーのショートカットを見たら、ProgramDataの怪しい名前のファイルを参照していたので、それをゴミ箱に入れて、再び、通常モードで再起動した。 今度は、怪しいソフトが立ち上がらなくなった。
 ウイルス定義ファイルを最新にして(1日前だった)ウイルスチェックしたら、レジストリーなど怪しいものを削除することができた。
 その後、Windows,Java,Abobeを最新にした。
 
 今回は、通常モードで作業出来たけれど、ウイルス感染の場合は、普通はセーフモードで作業します。

従軍慰安婦問題2013年05月14日

橋下市長の下品な発言が批判をあびている。

読売新聞に「従軍慰安婦問題、河野談話で曲解広まる」との記事がある。(http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130514-OYT1T00220.htm?from=ylist

「強制徴用(強制連行)の裏づけとなる資料は見つからなかった」「慰安所の設置、管理、慰安婦の移送について軍の関与を認め」「河野談話により、日本政府が旧日本軍による慰安婦の強制連行を認めた、という曲解が広まった(一部省略)」

 強姦とは、性交を強制することであって、強姦場所への連れ出し方法の問題ではない。日本軍が直接強制連行したのか、それとも、日本軍に雇用された民間人が甘言により連れだしたのか、そういうことが問題なのだろうか。そうではなくて、日本軍が管理している場所で、日本軍人との間で、意に沿わない性交が行われたかどうかが問題のはず。
 「従軍慰安婦」と言うから、良く分からなくなる。「性交奴隷(Sex Slave)」の方が、はっきりしていて分かりやすい。

 ところで、橋下市長によると、「銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、精神的にも高ぶっている猛者集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度は必要なのは誰だってわかる」とのことだ。
 市長職は、批判が雨嵐のごとく飛び交う中、命がけで職務に当たり、精神的にも高ぶることもあるだろう。そういう場合に、慰安婦が必要なのだろうか。大阪市庁舎には、橋下市長と性交する女性は何人いるのだろう。

鈴木篤之先生2013年05月14日

 

 「原子力規制委員会は高速増殖原型炉・もんじゅ の使用停止を命じる方針を固めた」とのニュースがある。1万近い機器の点検を怠っていたのだから、処分は当然だ。
 「もんじゅ」は、元々は、動力炉核燃料開発事業団(略称:動燃)が作ったものだが、その後、動燃の度重なる不祥事で、日本原子力研究所(略称:原研)と統合し、原子力機構となっている。このため、もんじゅのトップは、原子力機構理事長の鈴木篤之先生になる。
 鈴木篤之先生は、原子力規制庁長官から報告命令を受けた際、「形式的なミスはやむを得ない」と口走ったそうだ。なんとも、たるんだ組織に、たるんだトップ。

 でもね、鈴木篤之先生って、紳士で、背が高くて、スマートで、物腰も穏やかで、良い人なんですよ。一昨年、もんじゅを見学したが、この時もらったパンフレットに、鈴木篤之先生の顔写真が載っていた。以下のように思った。
 『鈴木先生が もんじゅ のトップ、何かとても恐ろしいことが起こるような、いやな予感がする。』

 写真は、白木海岸から見た「もんじゅ」全景

敦賀原発直下に活断層と断定 廃炉になる公算大2013年05月15日


 敦賀原発は廃止の可能性が濃厚になってきたし、「もんじゅ」は動かない。

 戦前、福井県敦賀市は、朝鮮半島・大陸への海の玄関口として栄えた。しかし、今では、その面影はなく、原発がなかったら、寂れた寒村になっていたに違いない。
 敦賀市の公的機関の施設は、すべて、立派に作られている。潤沢な交付金や電力会社の寄付金が多いので、不必要な施設も多いようだ。原発がなくなって、交付金が入らなくなったら、とたんに破綻する運命にあるように感じる。

福井県敦賀市長(当時)高木孝一氏講演より
 100年経って片輪が生まれてくるやら、50後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ、わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか…。


 これが、原発を推進する敦賀市の本音だったのだろう。敦賀原発は廃止の可能性が濃厚になり、「もんじゅ」は動かないでは、敦賀市の将来はどうなってしまうのだろう。「生まれた子供が全部片輪になる」よりは、原発廃止のほうが良いと思うのだが。

 写真は、戦前、敦賀港に停泊していた欧亜連絡線「さいべりや丸」。

本の紹介 千島は訴える2013年05月19日

 
山県泰三/著 『千島は訴える 屈従の29年』 昭和48年(教文社)
 
古い本なので、あまり読む機会はないだろう。内容もあまり参考になるものではないので、紹介する意味はないかもしれないが、忘れないように書き留めておく。特に、読むことを薦めない。
 
著者は国後島元校長
 
本書は、①ソ連進駐、②漁船拿捕、③千島のいくつかの話、④北方領土返還主張関連 と 独立した話題が記載されている。
 
①のソ連進駐は、植内にソ連が進駐したとき、および、植内の住民が脱出したときの様子が、ノンフィクション小説風に書かれているが、どこが事実で、どこが想像で書いたものなのか区別が難しい。ただし、珍しい話なので、史実を知る上でも、一定の参考にはなるだろう。
 
②は戦後、国後島沖で不法操業で拿捕された船長の物語。①同様、どこが事実で、どこが想像で書いたものなのか区別が難しい。
漁船拿捕の話は、多数あるので、この本の記述が特に参考になることは少ない。
 
③はいろいろな小さな話が羅列されているが、特に、興味がもてる物はなかった。
  
④は不正確な知識と感情で北方領土問題に対する主張を行っているようで、今となっては、参考になるところは少ないだろう。

ミラーレス一眼2013年05月20日

 AKB・篠田麻里子様のTwitterによると、誕生日プレゼントにもらったカメラをそろそろ使うとのこと。
https://twitter.com/mariko_dayo/status/336046244088672256/photo/1
 
 オリンパスのミラーレス一眼(PEN Lite E-PL5 ホワイト)に、プレミアムカメラグリップMCG-3PR(ドット柄)、プレミアムレンズキャップLC-37PR(ドット柄)、それから、本革ボディージャケットCS-38B(ライトブラウン)、本革ショルダーストラップCSS-S109LLⅡ(ライトブラウン)を付けているようだ。レンズは良く分からないけれど、M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 ⅡR(35mm判換算で28-84mm相当)だろう。
 なんで、オリンパスのロゴを隠しているのか知らないけど。それとも、E-PL5ではなくて、E-PL6かな。だったら、非公開なのも理解できる。
 シックでポップで、おしゃれな麻里子様にふさわしいカメラです。

 ミラーレス時代になって、一眼レフも、おしゃれ用品の一つになったようだ。美しい写真を撮ることが「おしゃれ」なのかな。

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