本の紹介 池上彰 日本の国境 ― 2013年05月27日

池上彰/著 『国境の本2 日本の国境』 岩崎書店 増補改訂版 (2013/2/21)
日本の国境問題が、小学生にも分かるように、平易に書かれている。新聞を読んで、ある程度知識のある人には不用だろう。内容は、日本の国境問題に対して、大手マスコミの説明と同じで、日本政府の説明が真実であるとの印象を与えるものになっている。尖閣・竹島・北方領土と異なる領土問題を扱っているが、一流ジャーナリストの説明らしく、相互に矛盾は感じられない。
新聞が理解できない人には、お勧め。しかし、普通に新聞が読める人は、別な本を読んだほうがよいだろう。