本の紹介 国境のインテリジェンス ― 2013年06月06日

『国境のインテリジェンス』 佐藤優/著 徳間書店 (2013/3/27)
著者は、鈴木宗男事件がらみで逮捕され有罪となった元外務省職員。外務省失職後は評論家・文筆家として活躍している。
本書は、日本の領土問題・外交問題について、数ページの記事をまとめたもの。テーマを定めて、系統的な論述をしているのならばよいが、そうではなくて、その時々の問題に対して、ちょっとした解説をしている内容なので、今となっては鮮度のないものが多く、読んでいてつまらない。