二風谷 ― 2013年07月02日
7月1日毎日新聞に『2013参院選の現場:二風谷ダム土砂堆積なのに新たなダム事業』との記事がある。現政権は、「アベノミクス」と称して、かつての無駄遣い公共事業を推進しようと動いている。新聞記事によれば、北海道平取に新たなダム建設が始まろうとしている、とのことだ。
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130701ddm041010143000c.html
ここには、二風谷ダム(写真)が作られたが、大量の土砂でほとんど埋まってしまった。このダムは、下流に工業団地を造り、そこに供給する水を確保するためと称して作られたものだが、工業団地などできることのないまま、ダムが大量の土砂で埋まり、すでに用をなさなくなっている。ここはアイヌの聖地なので、強い反対を押し切って作ったダムだった。
下流に工業団地などできる見込みのないまま、再びダムを造るようだ。作っても、すぐに土砂で埋まるだろう。そんなことを分かっていながら、税金を浪費し、国土を荒廃させるための計画だ。アベノミクスの本性が現れている。
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