本の紹介―本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」2013年09月18日


本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」  前泊博盛/著 (2013/2) 創元社

 著者は、琉球新報の論説委員の後、沖縄国際大学教授を務めている。琉球新報時代に、外務省機密文書「日米地位協定の考え方」を公表し、日本が駐留米軍に従属している様を明らかにした。
 本書は、日米地位協定が、日本の法律や憲法の適用除外となっている点が多々あることを、具体的事例で説明している。
 類似の本に、『孫崎享/著 戦後史の正体』があるが、孫崎氏の本は、日米同盟の中で、日本の政治家がどのような態度をとってきたかを説明しているのに対して、本書では、日米同盟の運用がどのようになせれているのかを明らかにしたもの。

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