ちょっと骨のある本 ― 2014年01月10日

左:新琉球国の歴史 梅木哲人/著 法政大学出版局 (2013/4)
右:近代日本と小笠原諸島 石原俊/著 平凡社 (2007/09)
どちらも、骨のある本なので、娯楽的に読むものではない。
新琉球国の歴史
古琉球から明治までの琉球国の通史。琉球の対外関係に主眼が置かれているようであるが、琉球国内の歴史記述も詳しい。本は、一般読者を対象としているようで、特に、予備知識無しに読むことが出来る。琉球史をまじめに学びたい人には読書の価値はある。琉球史の教科書として適当。
近代日本と小笠原諸島
著者の学位論文に加筆修正したもののようで、教科書ではなくて研究書。
小笠原に最初に住み着いたのは、日本人ではなかった。小笠原が日本に領有された後、日本に帰化することになった。このような歴史を綿密に考察している。
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