DVDの紹介-徐葆光が見た琉球 ― 2014年06月29日

徐葆光が見た琉球 冊封と琉球
日中国交正常化40周年、沖縄返還40周年を記念して企画されたドキュメンタリー映画。DVDは2013年発売。
明・永楽帝の時代、琉球は明国と冊封を受け、このとき以来、琉球王が交代するときは、明・清から王の任命を受けることになった。琉球王の任命のために、中国の役人・冊封使が渡琉した。
徐葆光は、琉球国の尚敬を 中山王に冊封する冊封副使として、1719年に、琉球にやってきた。琉球滞在8ヶ月の期間中の見聞を元に「中山伝心録」「海舶集」を著し、琉球への渡航、冊封の儀礼、琉球の風俗などを詳細に記した。
この映画は、徐葆光を中心とする当時の琉中関係や彼の記述した琉球宮廷料理・琉球宮廷舞踊の再現と解説。ドラマ仕立てもあるが、多くない。