札幌 ― 2014年10月20日
札幌・円山公園の北海道大神宮に建つ「島義勇」の銅像。彼は、幕末に、蝦夷地や樺太を探検し、明治になってからは、蝦夷開拓御用掛などとして、北海道開拓・札幌建設に尽力した。こうしたことから、北海道ではよく知られた存在だが、内地では、あまり有名ではない。
北海道大神宮内に、開拓神社がある。その傍らに「樺太開拓記念碑」が立てられている。けっこう、デカイ。
樺太開拓記念碑の横には、樺太国境標石のレプリカ。日露戦争勝利の結果、南樺太が日本の領土になると、北緯50度線が、日露の国境となった。国境線上の4地点に、石造りの国境標石が立てられた。これは、第4号のレプリカ。
北海道大学総合博物館にも、国境標石のレプリカが合った。こちらは、第1号のレプリカのようだ。
北海道大学総合博物館には、オホーツク文化の展示室がある。宗谷・オンコロマナイ遺跡出土品などが集められている。
札幌市役所に掲げられた横断幕。