本の紹介-北千島の自然誌2014年12月03日

 
北千島の自然誌 寺沢孝毅/著 丸善出版(1995/6)
 
1992年にソ連が崩壊すると、これまで容易に行けなかった場所にも、行けるようになった。このため、1990年代には、千島関係の旅行記・取材記などが多数出版された。本書も、こうしたもののひとつで、北千島の旅行記。「どのように訪れたのか」「動物を中心とした自然がどのようであるのか」このようなことが記述の中心。郡司の探検など、北千島の歴史的経緯に触れている部分もあるが、多くは無い。

デジタル一眼2014年12月13日

 
カメラEOS 6D と レンズ24-70mm 1:4 L IS USM買いました。
フルサイズのデジタル一眼です。

本の紹介-13歳からの領土問題2014年12月14日

 

『13歳からの領土問題』 松竹伸幸/著 かもがわ出版(2014.10)
 
 タイトルの通り、領土問題を学んだことがない中学生を対象に、日本の領土問題を理解させる目的で書かれた図書。日本の領土問題である「北方領土」「尖閣」「竹島」問題以外にも、領土問題一般や対馬の話などにも触れられ、日本の領土問題が理解しやすいように書かれている。中学生向けに書かれた本であるが、大人でも、領土問題を知らない人には、一読の価値はあると思う。ただし、詳しい内容はない。
 
 実効支配の解説が感心しない。P19では、『国が実効支配してはじめて、国際的にその国のものだと認められます』としている。この説明自体は誤りではないのだが、P60の竹島解説では『竹島は…船の針路の目標となり、漁場として利用されたこともありました。…こうした事実があるので、竹島は当時から日本の領土だったという考えがあります。』としている。これでは、島の領有と実効支配の関係が、日本に都合が良いようにダブルスタンダードで定めていることになってしまい、中学生用の解説には不適切に感じる。

ロシア家庭料理2014年12月21日

  
お昼は、大宮のロシア家庭料理店ターニャでピロシキ定食。
キャベツサラダ・ピロシキ・ボルシチ。
優しい味でした。
  
  



尖閣開拓者・所有者の墓所2014年12月22日

  
埼玉県大宮市大成の普門院には、尖閣の前所有者・栗原家の墓所がある。
  
普門院は安土桃山時代から江戸時代初期の戦国武将・小栗忠政が大成領主となった際に復興させ、自らの墓所を築いた寺で、小栗忠政一族の墓所は市の文化財に指定されている。
  
小栗忠政一族の墓所は、堂々としているが、それよりもいっそう広く、一段高く作られているのが栗原家の墓所。場所は、寺から入ってすぐのところにある水屋の裏にあたるので、この寺で一番立派な墓所であると覚えておけば、容易に探すことが出来る。
  
尖閣は古賀辰四郎により開拓された。辰四郎死亡後は、息子の古賀善次に事業が継承されたが、事業は徐々に衰退し、終戦前には尖閣は再び無人島になった。
1972年ごろ、埼玉県の実業家・栗原国起は、古賀善次から、尖閣を購入した。
  
栗原家の墓所の一角(左手前隅)に、古賀善次の墓がある。善次の父・辰四郎の墓は、ここにはない。古賀善次と栗原家にはどのような関係が有ったのだろうか。
 
 


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