本の紹介-アホウドリと「帝国」日本の拡大 南洋の島々への進出から侵略へ ― 2015年03月31日

平岡昭利/著『アホウドリと「帝国」日本の拡大 南洋の島々への進出から侵略へ』明石書店 (2012/11)
2015年3月に岩波新書で『アホウドリを追った日本人 一攫千金の夢と南洋進出』が出版された。本書は、岩波新書と同様な内容だが、記述が詳しい。重要な点をざっくり理解したい人は、岩波新書を読めば十分だろう。
本書のなかで尖閣について書かれた部分では、尖閣所有者だった古賀辰四郎について、その履歴をめぐって通説に事実誤認があると指摘している。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。