本の紹介-ウクライナ危機の実相と日露関係2015年06月02日


鳩山由紀夫・他/著 『ウクライナ危機の実相と日露関係(友愛ブックレット)』 (2015.3) 花伝社

 ウクライナ問題は、マスコミでは、西側の一方的見解が報道されることが多く正確な情報が少ない。
 本書はロシア専門家を中心に、ウクライナ問題の真実を説明するもの。本書を読むと、マスコミ報道がいかに不十分であるかが良く分かり、ウクライナ問題や、日露関係を理解する上で、参考になる。ただし、ブックレットのためページ数が少なく、さらに対話形式の部分が多いため、統一的に理解できるとは言い難い。
 昨今のウクライナ問題を理解するためには、ウクライナの歴史を知る必要がある。本書にも、歴史の言及は若干あるが、非常に少ないため理解しにくい。ウクライナの歴史を理解するためには、次の本が分かりやすいだろう。

物語 ウクライナの歴史―ヨーロッパ最後の大国 (中公新書)
ポーランド・ウクライナ・バルト史 (世界各国史)

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