本の紹介-樺太・千島考古・民族誌 12015年06月30日


馬場脩/著『樺太・千島考古・民族誌 1』 北海道出版企画センター(北方歴史文化叢書)(1979/3)

 馬場脩は、明治末から昭和初期にかけて、千島や樺太などで考古学調査を行い、北方地域の考古学研究の先鞭をつけた研究者。
 本書は、馬場脩の幾つかの論文をまとめたもの。この中に、北千島・占守島の3回にわたる発掘調査の記録がある。

目次とページを記す。

異例の石器時代遺跡函館住吉遺跡に就いて   7
北千島占守島に於ける考古学的調査報告    33
北千島占守島の第二回考古学的調査報告    67
第三回北千島占守島の竪穴発掘       109
アイヌの土鍋に就いて           114
占守島の最近の竪穴と今次の発掘      120
北千島樺太の考古学的調査         131
日本北端地域のアイヌと煙草        135
千島に於けるアリュート族         148
樺太アイヌの穴居家屋           182
占守島及川第十号竪穴出土の繊維性遺物   199

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