本の紹介-神聖ライカ帝国の秘密 ― 2016年02月04日

竹田正一郎・他/著『神聖ライカ帝国の秘密 王者たるカメラ100年の系譜』(2015/10)潮書房光人社
カメラ評論家・翻訳家として有名だった故・竹田正一郎氏 最後の著書です。
竹田正一郎氏はコンタックスの著書が多いため、「コンタックス好き」「ライカ嫌い」と評価されることもあった人ですが、本人はライカ好きだと言っていました。
本書はバルナックの経歴から初めて、ライカカメラの歴史を説明したもの。最初は普通にライカカメラの話なのだけれど、そのうち、ライカが美しいことなど著者の美学になっている。このあたり、文章の脈絡が脱線気味で、著者の話を聞いているような気がします。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。