平成天皇2016年08月10日

 今の天皇を「平成天皇」と書いた評論家がいるとかで、ネット上で話題になっている。普通は単に「天皇」というか、今の天皇と言う意味で「今上天皇」と言うかだろう。その場でゴミになる与太者の文章ならば、それで良いだろうが、作家や評論家の場合は、天皇の代替わり以降も文章が残る可能性があるので、「今上天皇」では意味が通じなくなってしまう。「平成時代の今上天皇」では長すぎる。
 
 天皇が死ぬと諡号で呼ばれることが多い。どうして諡号なのだろう。歴史の教科書には「常陽大師」なんて書いてないよね。これ、曹洞宗の開祖・道元のことです。最近では天皇の諡号は元号をつけるので、わかりにくくはないが、それよりも「天皇裕仁」のように普通に名前で書けば良いのに。
 
 歴史の教科書では「徳川家康」「将軍家康」と普通に書いていますが、これって、おかしくないでしょう。戒名で「東照大権現安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士」なんて書いたら誰のことだか分からないし、徳川家康征夷大将軍と書いたら長い。天皇だって「天皇裕仁」「天皇明仁」と書けばいいのに。

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