本の紹介―日本会議と神社本庁2017年02月19日

 
『週刊金曜日』成澤宗男/編著 『日本会議と神社本庁』金曜日 (2016/6)
 
 菅野完/著『日本会議の研究』では、日本会議と生長の家・元活動家の関係がクローズアップされている。日本会議の活動を理解するうえで、成長の家活動家の関係は重要であるが、新興宗教の一つの力で、日本会議が政権に影響力をもつにいたったわけではない。日本会議の中心には神社本庁があって、神道政治連盟と自民党議員との結びつきが強い。
 
 本書は、日本会議の中心勢力として、神社本庁に焦点を当てている。
 
 現在、日本会議が政権に深く影響力を持つに至った理由を理解するためには、菅野完/著『日本会議の研究』と本書の両方を読むとよいだろう。

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