本の紹介-山丹交易と蝦夷錦 ― 2018年06月20日

北海道開拓記念館/編『山丹交易と蝦夷錦 : 第42回特別展目録』(1996.6)
1996年6月1日~7月28日 に札幌の北海道開拓記念館で開かれた特別展示の図録。
江戸時代、日本は、長崎・琉球・対馬・蝦夷地を通して海外貿易がおこなわれていた。蝦夷地を介した貿易では、アイヌを通して清朝の官服が輸入され、日本国内では珍重されていた。これを蝦夷錦と言う。本展覧会では北海道開拓記念館や函館市立博物館など、日本に残る蝦夷錦のいくつかが展示された。本図録には、これらのカラー写真が掲載されていて、蝦夷錦とはどのようなものであるのかを理解する上で興味深い。
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