本の紹介ー科学と非科学の間2018年12月03日

   
安斎育郎/著『科学と非科学の間』かもがわ出版; 改訂増補版 (2009/4)
  
 超能力、心霊などのいかがわしい現象に対して、科学者の側から、正しい理解をするように啓蒙する本。
 世の中には一見すると不思議と思える事象がある。供給側からは、トリックの場合と自然現象の場合に分けられる。受け取る側からは、未知事象の場合と、単に勘違いないし無知の場合がある。トリック・勘違い・無知は超能力や心霊とは関係ないことは明らかだ。
 本書では、超能力や心霊現象と言われたものが、そののち、トリックや勘違いなどと分かった事例をいくつも取り上げる。そして、分からない現象があったとしても、何も考えずに超能力や心霊と短絡的な判断をしないように注意を喚起している。常識的に考えれば、まともな見解であるが、昨今、無知のままに超能力や心霊現象であるかのように思い込み、挙句の果ては詐欺にあう人が多いので、本書を読んで冷静になることは重要なのかもしれない。もっとも、超能力や心霊と思い込む人は、考えることが嫌いで無知を放置する人なので、こういう人に本書の啓蒙は無益かな。

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