本の紹介-アベ友トンデモ列伝2019年05月15日

 
適菜収/森功/山田厚史/別冊宝島編集部/ほか『アベ友トンデモ列伝 「魔の3回生」から「御用作家」まで安倍政権に巣食う「愉快な仲間たち」』宝島社(2018/12)
 
 安倍内閣は自分の取り巻きを優遇してきたので、変なのがいっぱい現れている。本書は、こうした問題の具体的事例を紹介するもの。多くは、よく知られたことではあるが、こうしてまとめて読むと、安倍内閣の異常さが際立つ。
 本書の最初に取り上げているのは、杉田水脈のLGBT差別発言を擁護した新潮45が廃刊になった話。次が百田尚樹、そして櫻井よしこ、森友と続く。
 こうしてみると、ロクなのがいないなー。
 
 参考のために、目次を記載する。
  
目次
 
『新潮45』休刊騒動の核心
「自称文芸評論家」小川榮太郎の大罪“便所の落書き”を放置すればメディアの致命傷になる
 
出版界に『殉愛』騒動再び
「日本人の美徳」を毀損する百田尚樹ベストセラー『日本国紀』のパクリ疑惑
 
「強制連行」をめぐる主張は「でっちあげ」だった
「従軍慰安婦訴訟」で暴かれた櫻井よしこ氏のデタラメ「捏造裁判」
 
「保守」の正体をあぶり出した「森友」事件
「籠池マネー」に群がった政治家・保守文化人たちのえげつない「変節」
 
告発された「安倍ベッタリ記者」の教訓
封印された「レイプ事件」「逮捕」を免れた元TBS記者「山口敬之」が論壇から消えるまで
 
2012年大量当選組は自民党「劣化」の象徴
「安倍勇退」で絶滅が囁かれる「魔の3回生」たちの末路
 
自殺、逮捕、証人喚問、そして次官更迭…
疑惑の女王「片山さつき」に見る「大蔵省昭和57年入省組」呪われた恐怖の伝説のすべて
 
130億円の税金をさらった「加計学園」
国民を「だまし続けて」2年間「総理腹心の友」加計孝太郎と官邸官僚たちの「罪と罰」
 
限界近づく「アベ友夫婦」の賞味期限
加計学園問題で「黒幕」を演じた「下村博文」の“改憲”大暴走
 
世界遺産登録で「ゴリ押し」推進
究極の肩書き「首相の幼馴染み」内閣官房参与「加藤康子」女史と怪しいブレーンたちの来歴
 
森友スクープ記者がNHK辞職!
「大本営メディア」を宣言した「読売・産経・NHK」記者たちの苦悩
 
不安視される「大企業優遇政策」の限界
乳・晋太郎の代から続く財界の華麗なる「アベ友人脈」
 
「ポスト安倍」候補と囁かれる政権の黒幕
「アベ友リスク」を管理し続ける不動の「ミスターナンバー2」菅義偉官房長官の「来歴」と「野心」
 
「巻末コラム」アベノトリビア
先祖、結婚、後継者問題までいまさらきけない「安倍晋三」15のキーワード

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

* * * * * *

<< 2019/05 >>
01 02 03 04
05 06 07 08 09 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

RSS