リトープス脱皮中 ― 2020年04月07日
テレワーク実施中 ― 2020年04月14日
名古屋大学・理系の数学入試問題 追記 ― 2020年04月15日
名古屋大学・理系の数学入試問題は難しかったと評判のようだ。私は、簡単に感じたので不思議な気がする。
問題は問1~問4まであって、問1は普通の問題なので難しいことはない。問2、問3はこのBlogで書きました。
http://cccpcamera.asablo.jp/blog/2020/02/28/9218759
問4は計算がごちゃごちゃして完答するのは大変な問題なので難しいともいえるが、内容的には(2)の漸化式はa(n),b(n)の2つの数列なので、上位国立大の入試問題としては普通レベルだ。
<解答方針>
(1)は数え上げればよい。
(2)n回の試行で、2つのコマが対角の位置にある確率をa(n)、隣り合う位置にある確率をb(n)とすると、次式が成り立つ。
a(n+1)=a(n)/3+b(n)/3
b(n+1)=2a(n)/3+b(n)/3
p(n+1)=b(n)/3
a(0)=1,b(0)=0
これを、以下のように変形すればよい。
a(n+1)+αb(n+1)={(1+2α)/3}{a(n)+αb(n)}
a(n+1)+βb(n+1)={(1+2β)/3}{a(n)+βb(n)}
ただし、α、βは2x^2-1=0の解で、±(√2)/2
しかしα、β数値に√が入るので、(3)の計算がややこしくなる。
(3)は計算がややこしい。
問2の(1)は問題文を理解するのが難しいかもしれないが、これは、出題者の日本語が理解しにくいためであって、数学の難しさとは関係ないこと。(2)も何を聞かれているのか、問題文が理解しにくかったかもしれない。
問3は積分の抽象議論なので、慣れていない受験生諸君には、何をすればよいのか分からなかったかもしれない。
そういうことで、今年の名古屋大学・理系の数学入試問題は、以下の通り。
問1:普通の問題で難しくない
問2:出題者の日本語が理解しにくい
問3:慣れていないと難しいかもしれないが、慣れていればほとんど自明
問4:やることは簡単だけど、計算がごちゃごちゃする
難しいと思うか、難しくないと思うか。
問題は問1~問4まであって、問1は普通の問題なので難しいことはない。問2、問3はこのBlogで書きました。
http://cccpcamera.asablo.jp/blog/2020/02/28/9218759
問4は計算がごちゃごちゃして完答するのは大変な問題なので難しいともいえるが、内容的には(2)の漸化式はa(n),b(n)の2つの数列なので、上位国立大の入試問題としては普通レベルだ。
<解答方針>
(1)は数え上げればよい。
(2)n回の試行で、2つのコマが対角の位置にある確率をa(n)、隣り合う位置にある確率をb(n)とすると、次式が成り立つ。
a(n+1)=a(n)/3+b(n)/3
b(n+1)=2a(n)/3+b(n)/3
p(n+1)=b(n)/3
a(0)=1,b(0)=0
これを、以下のように変形すればよい。
a(n+1)+αb(n+1)={(1+2α)/3}{a(n)+αb(n)}
a(n+1)+βb(n+1)={(1+2β)/3}{a(n)+βb(n)}
ただし、α、βは2x^2-1=0の解で、±(√2)/2
しかしα、β数値に√が入るので、(3)の計算がややこしくなる。
(3)は計算がややこしい。
問2の(1)は問題文を理解するのが難しいかもしれないが、これは、出題者の日本語が理解しにくいためであって、数学の難しさとは関係ないこと。(2)も何を聞かれているのか、問題文が理解しにくかったかもしれない。
問3は積分の抽象議論なので、慣れていない受験生諸君には、何をすればよいのか分からなかったかもしれない。
そういうことで、今年の名古屋大学・理系の数学入試問題は、以下の通り。
問1:普通の問題で難しくない
問2:出題者の日本語が理解しにくい
問3:慣れていないと難しいかもしれないが、慣れていればほとんど自明
問4:やることは簡単だけど、計算がごちゃごちゃする
難しいと思うか、難しくないと思うか。
ホームページ更新 ― 2020年04月16日
『やさしい北方領土のはなし』にルビを追加しました。
また、北方四島の名前をカタカナ書きから漢字書きに変えました。ただし「クナシリ・メナシの戦」は慣用にしたがってカタカナ書きとしています。
http://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/Yasashii.htm
また、北方四島の名前をカタカナ書きから漢字書きに変えました。ただし「クナシリ・メナシの戦」は慣用にしたがってカタカナ書きとしています。
http://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/Yasashii.htm
抹茶 ― 2020年04月21日
ハオルチア開花 ― 2020年04月22日
古いガーゼマスク ― 2020年04月24日
写真は『アルガードかぜ・花粉マスク』。かなり以前に購入したガーゼマスクです。単なるガーゼマスクではなくて、中に高機能不織布が入っているとの触れ込みでしたが、実際に使ってみると花粉対策の効果が低かったので、使わなかったのが、手元に残っていました。ガーゼマスクの欠点として、まわりの隙間が大きくて、ここから空気が入ることと、厚みのある重ねガーゼなので暑いことがあげられます。
アベノマスクはカビが生えていたり、虫が混入していたりと散々な出来で、未配布のものはとりあえず回収になるようです。全戸配布は5月下旬以降かなー。だとすると、ガーゼマスクは暑くて使い物にならないかもしれない。
30年ほど前、マスクの多くは小型のガーゼマスクで、まわりの隙間が大きいものでした。その後、マスクは立体的でまわりの隙間が小さいものになりました。
布マスクを国民に配布するという政策自体は良いことだと思います。でも、昔のガーゼマスクではなくて、その後改良された現代風の布マスクを配布すればよかったのに。