本の紹介-韓国論の通説・俗説2022年02月23日

 
浅羽祐樹、木村幹、佐藤大介/著『徹底検証 韓国論の通説・俗説 日韓対立の感情vs.論理』中公新書ラクレ(2012/12)
 
日本では、韓国大統領・李明博を「親日派」と言われていた。ところが、経験末期に、彼は竹島に上陸した。このため、日本の一部では反日感情に訴えて人気回復を図るものと評価するものもいた。
本書は、この時期に出版されたもので、韓国専門家による執筆・対談。韓国内での、日本ファクターが低下しており、親日・反日で韓国を推し量ることが無意味であることを示している。本書には、竹島対立の話題もあるが、竹島問題を扱ったものではない。

ホームページ更新-尖閣の固有植物2022年02月24日

筑波にある国立科学博物館植物園にセンカクアオイがありました。
「尖閣の固有植物」のページを作りました。今のところ、写真はセンカクアオイだけです。しかも、花が咲いていません。そのうち、センカクツツジの写真なども追加してゆきたいと思っています。
http://nippon.nation.jp/Senkaku/Plant/index.htm
 
魚釣島では、指定暴力団住吉会系右翼団体が放置したヤギの影響で、いくつかの固有種は絶滅した恐れがあります。ヤギの駆除は喫緊の課題なのに、日本政府は何もしていません。
  
――――――――――――――――――――
「尖閣にソテツはない」はこちら
http://nippon.nation.jp/Senkaku/ETC/Sotetsu.htm
 
「尖閣諸島問題」のページはこちら
http://nippon.nation.jp/Senkaku/index.htm
 
「やさしい北方領土のはなし」のページはこちら
http://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/Yasashii.htm

北方領土問題のホームページ更新2022年02月26日

北方領土問題の参考書のページに、ここ数年内に読んだ本を追加しました。
http://nippon.nation.jp/HoppouBook/index.shtml
 
やさしい北方領土の説明はこちら。
http://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/Yasashii.htm

北方領土の説明はこちら
http://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/index.htm

竹島問題の説明はこちら。
http://nippon.nation.jp/Takeshima/index.html

やさしい竹島問題の説明はこちら。
http://nippon.nation.jp/Takeshima/YasashiiTakeshima/index.html

三回目 モデルナ接種2022年02月27日

昨日、モデルナワクチンを接種しました。
今日は38℃ちょっとの発熱。カロナール400㎎服用2回、でも熱は下がらない。ロキソニンを1回服用したら平熱に戻りました。でも、頭がボーとする。

東京大学理系数学入試問題2022年02月28日

 東大の入試問題は、例年、良問が出題される。真面目に受験勉強に取り組んでいて、かつ、柔軟な思考ができないと無理だろう。もともと頭の良い子がまじめに勉強して、初めて合格するのですよ、と言っているような感じがします。
 
 問2は思考力が問われる問題。
 
問2  問題
数列 {a(n)} を以下のように定める。(累乗を^と書きます)
a(1)=1 a(n+1)=a(n)^2+1
(1) 正の数nが3の倍数のとき、a(n)は5の倍数であることを示せ。
(2) k,nを正の整数とする。a(n)がa(k)の倍数であるための、必要十分条件をk,nを用いて表せ。
(3) a(2022)とa(8091)^2の最大公約数を求めよ

解答方針
 (1)は数学的帰納法で簡単にできる。(2)は考えないとできないが、(1)を取り組んだ過程でおのずから解答方針が見えるだろう。東大に入るには、このくらいできないとだめだよと言っているような問題ですね。(3)は(1)(2)がヒントになっていることはわかるでしょう。(1)で5の倍数であることを示したけれど、このほかに25の倍数でないことを示しておかないと(3)はできない。その点で、ちょっとヒントが少なくて、完答はたいへん。

解答
 (1) 簡単なので省略
 (2) a(k)=a と書く。B(l)をaの倍数とする。
a(k)はaの倍数だから、a(k)=B(0)と書くことができる。
a(k+1)=B(0)^2+1= B(0)^2+a(1)であるから、a(k+1)=B(1)+a(1)と書くことができる。
同様にして、a(k+m)=B(m)+a(m) (m=1,2,・・・,k-1)と書くことができる。
ここで、m=1,2,・・・,k-1のときa(m)<aであるから、a(m)はaの倍数ではないので、a(k+m)はaの倍数ではない。
次に、
a(k+k)={B(k-1)+a(k-1)}^2+1= B(k-1){ B(k-1)+2* a(k-1)}+a(k)となる。
よって、a(k+k)はaの倍数である。
同様にして、nがkの倍数のとき、a(n)はaの倍数となり、それ以外では倍数とならない。

(この書き方では点をひかれそうと思うならば、以下のように書くと良い。)
Nを正の整数とする。a(Nk)がaの倍数とし、a(Nk)=B(0)と書く。あとは同じ。

 (3)kを正の整数とする。a(3k)は(1)より5の倍数である。
次に、a(3k+3)が25の倍数でないことを示す。
a(3k)は5の倍数なのだから、a(3k+3)は25の倍数に5を足した値になる。よって、a(3k+3)は5の倍数であって、25の倍数ではない。
すなわち、a(2022)は5の倍数であって、25の倍数ではない。
一方、a(8091)=a(2022*4+3)であるから、a(8091)はa(2022)の倍数に5を足した値である。
a(2022)=5Cと書く。Cは5の倍数ではない。
このとき、a(8091)^2=25(CN+1) と書ける。ただし、Nは整数。
以上より、求める最大公約数は5

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