日本はネオナチへの軍事援助を止めよ2022年03月28日

 岸田内閣は、ウクライナ・ゼレンススキーに、防衛的とはいえ武器を供与した。ゼレンススキーがマリウポリに置いている部隊は、アゾフ大隊で、これは、公安調査庁の説明によると、「ウクライナの愛国者」を自称するネオナチ組織である。プーチンはこの組織を「ナチス」と呼んでいるが、日本政府法務省も同様な説明をしていることが分かる。
 もし、日本の武器がアゾフ大隊に渡っていたならば、岸田内閣は、日本政府が「ネオナチ」と説明している軍事組織に、武器援助をしたことになり、国民をネオナチの共犯者に引きずり込んだことになるではないか。
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 アゾフ大隊がネオナチかどうか両方の見方がある。もともとは、地域のゴロツキのようなもので、特に思想的背景がある集団ではないだろう。日本でも、朝鮮人排除を唱える団体がはやった時期があったが、このころは、世界的に人種主義が活発だった。普通の国は、人種主義が先鋭化することはなかったが、国家が混乱していたウクライナでは、殺人などの凶悪事件に発展した。
 アゾフ大隊はネオナチでないとの見方があることは事実だが、公安調査庁が『ネオナチ』の言葉で解説している以上、日本政府が軍事援助する対象から外すべきだ。もし、アゾフ大隊の『ネオナチ』認定を否定するのならば、公安調査庁の処分があってしかるべきである。
 そういう手続きも、何らの説明もしないで、単にバイデンの言いなりに流されるのでは、日本として情けない。

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