安倍元総理と韓鶴子(統一教会のお母さま) ― 2022年07月12日
昨日のNHKクローズアップ現代では安倍元総理が統一教会系集会にビデオメッセージを送っていたことが報道されていた。しかし、ビデオメッセージで、安倍元総理が、韓鶴子に敬意を表した部分の手前で終わっていた。安倍・統一教会の関係に何らかの忖度があったのだろうか。
ビデオメッセージで安倍元総理は以下の発言をしていたと、当時の赤旗が伝えている。
「今日に至るまでUPFとともに世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、皆さまに敬意を表します」
なお、ビデオメッセージは、以下にあります。
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韓鶴子とは統一教会教祖・文鮮明の夫人で、統一教会信者は「お母さま」と言って、尊崇することが義務付けられている。かつて、統一教会は、詐欺商法を繰り返した。信者になると、文鮮明・韓鶴子への絶対服従が強要され、全財産を献金させられ、破産のうえ家族が離散することも多かった。安倍元総理を射殺した犯人も「韓鶴子お母さま」の名前は、自分の母親から聞かされていたことだろう。
全財産を奪い、家族をメチャメチャにした韓鶴子に敬意を表する安倍元総理の態度に、犯人が反発したことは、当然だ。しかし、だからと言って射殺までするかと言えば、かなり飛躍があるので、その間の動機が何かについては、今後解明されることだろう。
写真は、かつて統一教会系企業が販売していたメッコール。まずかった。今は、売っていないと思う。
文鮮明のことを、信者でない私は「ブンセンメイ」と言っていたが、信者に近い友人から「サミュエル・ムーン」と呼ぶと聞いたことがある。信者が韓鶴子のことを、どんな名前で呼んでいたのかは忘れた。