本の紹介―亡国の国賊・安倍晋三 ― 2023年06月14日

横田一/著『亡国の国賊・安倍晋三』緑風出版 (2022/12)
著者は、東工大卒のフリージャーナリスト。
統一協会問題の深刻化により安倍晋三が銃殺されると、統一協会と安倍晋三・自民党政治家の癒着がマスコミの話題になった。
本書の半分は、統一協会と安倍晋三・自民党政治家の癒着を扱う。井上義行参議院議員が、統一協会会員になっていたことは著者の取材で明らかにされたことで、この時の取材が映像が、テレビ放送された。
本書では、河野大臣を中心とする対策検討会等にも一層を当てて触れられている。河野大臣に対して、著者は「やっている感演出」との評価を下している。その後の、マイナンバーカードの混乱を見ても、河野太郎は実務能力に乏しい三代目のボンボンのような気がする。
本の後半分はアベノミクスの評価、安倍国葬の評価、安倍友政治の評価、安倍外交の評価が記される。著者は、安倍政治に厳しい評価を下している。アベノミクスは、要するに国債を発行し国民の借金を増やして、円安誘導で、その結果、庶民の賃金は下落、日本の国際競争力は無残に低迷、これが今に見るアベノミクスの惨憺たる結果だ。
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