ニウ・ヨーク解放(ウクライナ戦争) ― 2024年08月19日
ドネツク州ゴルロフカの西にあるニウ・ヨークを8月18日、ロシア軍が解放した。また、ロシア軍はジェルジンスク東部に到達しているため、ジェルジンスク解放は時間の問題。(図)
今年2月にアウデーイウカが解放された後、ロシア軍は西側に進軍、現在は、ポクロフスクまで十数キロに迫っている。
バフムト西部のウクライナ軍の要衝のチャソフヤールは、東地区をロシア軍が解放した後、情報が少ない。
ロシア領クルスクに侵入したウクライナ軍は、数個旅団規模のようだ。日本では、瞬く間に広範囲を占領したかのように報道されているが、実際は、スジャ以外に大きな町はなく、ウクライナ軍支配地区の多くは、人家が少ない村や広大な畑に、ウクライナ軍が散開しているに過ぎない。ゼレンスキーはスジャを占領したように言っているが、西部はともかく、スジャ東部をウクライナが占領している事実はないようだ。ウクライナ軍がこの地域に攻め込んでくることを予想していなかったので、ロシアは後手を取ったわけだが、今後ウクライナはどうするつもりだろう。戦線が膠着してきた今、補給に余裕のあるロシア軍がますます有利になることは、容易に予測できることだ。このままでは、ウクライナ軍の損失は、計り知れない。
いずれにしろ、戦線はおおむね膠着状態なので、あとは、装備・人員に勝るロシアがジリジリ締め付けるだけだ。そういうわけで、プーチンはアゼルバイジャンに外遊に出かけた。
